医療用帽子とは、当店キャンライフでは次のような帽子を「医療用帽子」と定めています。
◆がん患者さんが化学療法・抗がん剤治療中にかぶる帽子で、かつ、抗がん剤の副作用で脱毛した頭皮を保護することを目的として開発・製作した帽子を「医療用帽子」といいます。
◆抗がん剤の副作用による脱毛は、通常の脱毛と違い薬によって短期間で脱毛するため、頭皮が影響を受けデリケートになり脱毛途中に痛みを伴うことがあります。そのような痛みや脱毛の不快感の軽減のために、特に就寝時や室内安静時にかぶる目的で作られた帽子を総称して「医療用帽子」といいます。
◆抗がん剤治療の副作用で脱毛すると、次のような理由から帽子が必要になります。
・敏感になった頭皮が傷つかないように。些細な傷から感染することを防ぎます。
・思った以上に冷える頭部を保温するために。
・抜けた髪の毛が枕に散らばらないように。
◆日本人の多くは寝るときに帽子をかぶる習慣がないため、寝るときに帽子をかぶるだけでもストレスを感じます。そのストレスをできるだけ取り除けるようにと考えて作ったのが、キャンライフの医療用帽子<就寝用>です。
◆キャンライフの医療用帽子<就寝用>の特長
(1)良質な睡眠を取れるように、ストレスフリー
・頭皮に生地がはりつかない
・頭への締めつけがない
・肌ざわりサラサラすべすべ
・伸縮たっぷり、ゆったり
(2)炭のチカラをプラス
髪の毛の代わりとなるように、100%オーガニック綿を原料とした植物性炭素繊維を採用
・細菌の繁殖を抑える「抗菌効果」
・汗や頭の臭いを抑える「消臭効果」
・じんわり温める「遠赤効果」
・湿度に合わせた「調湿作用」
◆特長を詳しく説明しているページは以下です。
医療用帽子<就寝用>抗菌消臭・脱毛ケア帽子「炭のチカラ帽子」
ちなみに、「医療用帽子」の定義は、厚生労働省などの公的機関で定められたものではありません。
私(店長・長坂)が乳がんの手術をした2007年の時点では、「医療用帽子」と検索しても何も表示されませんでした。強いてあげれば医師が手術中にかぶる帽子を紹介しているページが検索結果として表示されるぐらいでした。
2009年、当店キャンライフでは、探している患者さんにきちんとお伝えできるように、上記のような帽子のことを「医療用帽子」ということとにいたしました。
上記に当てはまらない帽子のことは「医療用帽子」とはよんでおりません。