手術、抗がん剤治療、放射線治療が終わった2008年6月からは、ホルモン治療をしています。
抗エストロゲン剤のフェアストン40mgを、1日1錠、5年間飲み続けることになっています。
乳がんのホルモン治療というのは、
乳がんが、女性ホルモンのエストロゲンの影響を受けて成長する性質があるので(そうじゃないタイプの乳がんもあります)、乳がん細胞にあるエストロゲン受容体をブロックすることで、がん細胞の増殖をおさえるという治療です。
すべての人に効くわけではありませんが、私はエストロゲン受容体が強陽性なので、良い効果が出る可能性が高いと考えることができ、この治療で乳がんの再発・転移を予防しています。
ところが、
困ったというか、、、憂鬱なことがありまして、
それは、、
抗がん剤治療中に止まった生理が、思いがけず復活してしまったからです。
生理がおきるということは、女性ホルモンが増えるということで、
女性ホルモンのエストロゲンをブロックする薬を飲んでいるのに、
ブロックしたい敵が増えちゃうということになります。
生理を注射で止めてしまうこともできますが、
そうすると、以前ひどい目にあった関節痛がまたおきたり、
集中力がなくなったり、気持ちが落ち込んだり、
いわゆる更年期障害の症状が出る可能性が高いので
イヤなんだぁぁぁ。
年齢が年齢なので、
もうすぐ閉経してくれるはずなので、
自然に閉経してくれるのを待ちたいのだけど、
どうしようかなぁぁぁ。
考えるのも憂鬱。
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昨日は久しぶりに快晴。
うちのベランダから新宿の高層ビル群がよく見えます。
左のツインタワーは、都庁
右の3連三角屋根のビルは、新宿パークタワー
雨あがりの快晴だと、ベランダの花もひときわ元気です。