皮膚科通院してきました。
遠心性環状紅斑の原因探しです。
皮膚生検の結果、好酸球が認められたので
何らかのアレルギー症状が出ているというところまでハッキリしましたが、
その原因はまだわかっていません。
可能性として一番考えられるのは「薬疹」
飲んでいた3種類の薬(乳がんホルモン治療薬フェマーラ、糖尿病の薬3つ、漢方薬)の中で、
まず一番やめやすい漢方薬を、昨年12月から飲むのはやめてみたのですが、
あまりいい変化はありませんでした。
足にできた紅斑は、さすがに半年経って色は薄くなり消えてきました。
(足にできた紅斑が薄くなった様子は、先月の日記に写真あります)
↓↓↓
http://nagasaka.lekumo.biz/breastcancer/2015/01/post-96f6.html
が、新しい紅斑が胸やお腹や腕にもできてしまっているので、ダメです。(;_;)
新しく腕にできはじめた紅斑
わかりにくい写真ですが、5ミリ~1センチぐらいの赤いのがポツポツ。
胸やお腹、腰のあたりにも、こんなのができてきてる。(;_;)
↓↓↓
遠心性環状紅斑の典型的なのもありますけど、
そうじゃない赤いものもできてきているようで、余計に原因探しが難しいそうです。
もし漢方薬が原因であったのだとしたら、
飲むのをやめたら、新しい紅斑はできなくなるはずなのですが、
新しい紅斑ができちゃってるってことは、漢方薬が原因だと言えないわけです。
ってことで、「どうするか?」を皮膚科の先生と相談です。
どうするか?
私の希望は、
『漢方薬に続いて、ホルモン治療薬フェマーラをやめてみる。
フェマーラが原因の薬疹かどうか調べたいという理由もあるが、
フェマーラをやめたら、体調全体が変わるかどうかも知りたい。』
皮膚科の先生にそう申しあげたら、
『そうですね。
1~2ヶ月ぐらいの単位でやめてみてもいいと
乳腺の主治医のOKが出れば、そうしてみましょう。
紅斑が出続けているということは、
身体の中のどこかが、何かに反応して症状を出しているわけだから、
もう少しがんばって原因探ししましょうね。』と。
そして、『睡眠時間はどれぐらい?』って聞くのです。
え?
皮膚科で睡眠時間を聞かれたことが意外で、
何を聞かれたのかが一瞬わからなくて、
「え?何ですか?」って聞き直しちゃいました。(^^;)
先生 『昨日は何時間眠れた?』
私 「昨日はちょっと遅くなっちゃったので4時間でした。」
先生 『よく眠れたなあ、ってときで何時間ぐらい?』
私 「最近では6時間ぐらいでしょうか。」
そしてさらに、
『舌を出して。舌を上にあげて。両腕を出して』って、おっしゃって
脈を取り始めたのです。
「え?なんか漢方の先生みたい。」って思わずつぶやいてしまいました。
先生 『皮膚の症状をもちろん診るのだけど、患者さんのからだ全体も診るのよ。
膠原病の患者さんを多く診ているのだけど、睡眠時間が4時間前後の方が多いのよ。
4時間では短いから、せめて5時間半は睡眠とれるようにしてみてね。』
それと、こんなこともおっしゃるのです。
『長坂さんのストレス発散方法は何?』
『1日に5回は笑ってね。(^_^)』
膠原病の患者さんを多く診ておられるということは、
免疫疾患、アレルギー疾患のことがご専門だからでしょうね。
患者さんの日常生活、体調全体を診ないと、
症状が改善されないということをよくご存じで、
皮膚はその症状ということなのでしょう。
免疫疾患といえば、癌も免疫疾患のひとつとも言っていい病気じゃないでしょうかね。
それからしばらく、ホルモンに関する話を先生から教えていただきました。
皮膚科で扱うホルモンと、乳腺で扱う女性ホルモンはどう違うか?みたいな話。
皮膚科でホルモンっていうとステロイド剤ですが、
ステロイド剤の使用をやめるときには、
いきなりスパッとやめるのではなく、
ゆっくりやめるように指示する理由は、
ステロイド剤を利用していた間は、副腎の機能がお休みをしているので、
いきなり休薬すると副腎がすぐには機能できなくて、
副腎皮質ホルモンが不足してしまうから、
副腎が機能を復活するスピード(ゆっくり)に合わせて
ステロイド剤をやめていく必要があると。
なるほど~。
乳腺で服用しているホルモン治療薬(アロマターゼ阻害薬・フェマーラ)が、
どういうスピードで機能しているかは、乳腺の先生に確認しないとわからないと。
皮膚科の先生から、乳腺の主治医に電話で相談し依頼しておくから、
次の乳腺の診察のときに、いつから休薬するかを決めてね。と。
どれぐらいの時間をかけてお話ししていただいたのか、
時間をメモってなかったのでわかりませんが、
かなり長い時間かけて診ていただいたような気がします。
もしかしたら、短い時間、10分ぐらいだったかもしれないけど、
とっても満足のいく、心から納得できる診察をしていただいたなあと思える時間でした。
ありがたい。
帰りは18時前。
すっかり暗くなってましたが、気持ちはポカポカな通院でした。
————————–
がん患者さんの治療生活ケア用品専門店
「キャンライフ」 店長・長坂からのお知らせです。(*^_^*)
乳がん手術後の前開きソフトブラジャーがとても好評です。
特に、リンパ節郭清手術をされて、腋に何かはさまっているような
違和感を感じておられる患者さんに、
やっとつけられるブラジャーをみつけたとおっしゃっていただきました。
私も嬉しいです。ありがとうございます。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
来週も通院だ。忙しいけどガンバロウ。(^_^)
ポチッと↓↓↓クリックしていただけると更新の励みになります!