入院中の嬉しい配慮 「リンパ節郭清してるので、術側の腕で点滴や採血や血圧測定しないでね」と訴えたら

退院して1週間が経ちました。

やっと、いつもの日常生活をしても、息切れせずに、しんどく感じないぐらい慣れてきました。

 

近所に買い物に行ったり、ご飯つくったり、デスクワークしたり、花に水をやったり、

そんな些細な日常生活が、

まともな体力がないと、とってもしんどいということを、

抗がん剤治療していたときにイヤっていうほど味わっていましたが、

今回、久しぶりに、ガツンと体感し、思い出しました。

 

あー、身体が動くって、ありがたい!!

体力がある、この感じ、いつまでも覚えていよう。

 

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そして、これも覚えておきたい、入院中に嬉しかったこと。

 

ほかの病院に入院したことがないので、よそのことは知りませんが、

私が入院した大学病院では、専門化とチーム看護が徹底されているようで、

入院中、たくさんの看護師さんや技師さんとかかわります。

 

点滴針を刺す人、採血する人、薬剤師さん、毎日の担当看護師さんなど、日替わりです。

日替わりじゃないのは、主治医と病棟担当医師ぐらい。

 

それはそれで、まあいいのですけど、

困るのは、

乳がん温存手術をした右側のリンパ節は郭清しているので、

『術側の腕で採血や点滴や血圧測定はしないでくださいね』

と、毎回、人が変わるたびに言わないといけないことです。

 

看護師さんは申し伝えしてくれているので大丈夫だと思うのですが、

1回かぎりの技師さんには、毎回、言わないといけません。

リンパ浮腫にならないように毎日マッサージを欠かさないできた右腕。

ここは妥協・過信しないで、毎回、人が変わるたびに念押ししてお願いしていたら

 

手術後、気がついたら、

ベッドの頭、ネームプレートの横に、手書きで、パネルがつり下げられていました。

 

20101031_bed1

 

20101031_bed2

これで、もう、毎回、自分で言わなくてもよくなって、安心して寝ていられるようになりました。

この手書きの感じ、特に「右」と「禁止」の文字が赤いペンで囲まれているのが、

用意してくださった看護師さんの気遣いを感じて嬉しかったです。

 

(余談ですが、

写真の茶色の枕は病院の枕じゃありません。自分の枕、持ち込みです)(*^_^*)

 

 

20101031_bed3

それともうひとつ、これも些細なことですが、

ベッドサイドに、こんな↑カードが添えられていたこと。

 

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自分で料理ができることも、ほんとーに、ありがたいことです!

 

20101031_serori

セロリと豚肉の中華炒め。

病院食では中華系のものが食べられなかったので、こういうの食べたかったんです。

 

さてと、今日は台風一過。

お天気がいいので、軽く散歩にでも行きましょう。(*^_^*)

 

 


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やっと退院できました!腹腔鏡下子宮筋腫核出術を甘くみてたら痛い目にあった。。トホホ。。

昨日、ようやく退院できました!

予定より2日も退院が延びてしまいました。

 

ご心配くださったみなさん、ありがとうございました。
やっと今日からパソコンいじれるようになった次第で、コメントへのお礼が遅くなっています。
すいません。(゜゜)(。。)ペコッ

 

『腹腔鏡を使って子宮筋腫を取り出す手術』っていうのを
わたしは、とっても甘くみていたようです。

誰に言っても、
「開腹しないのね。じゃあ、楽だよ。すぐ良くなるよ。」って言ってくれたし、
自分でも、なんとなく、「良性の手術だから楽だろう」って思ってるところがあったのですが、

 

手術おわってみたら・・・・・痛いわ、痛いわ。

乳がんの術後より数倍痛かったです。(;_;)

 

腹部の手術って、痛いですねーーーー。(;_;)

手術の翌日、発熱でダウンしているときに、咳が出たんですが、

もう、そのときの痛みときたら、、、、ウギャーー!!、、、息が止まるかと思いました。

 

手術の翌日に歩いてトイレに行ける予定が、

37度~38度の発熱が続いたために、看護師さんの介助なしでひとりで歩けるようになったのが手術後4日目でした。

やさしい看護師さんがマジ天使に見えました。

 

痛いわ、しんどいわで、

話が違うよーーーー!って心の中で叫んでました。

もうピチピチな若さはないのに、自分の身体を過信していたのかもしれません。アホでした。

いやー、しんどかったーー。

 

ドクターいわく、

『腹腔鏡を使った手術は、

”手術後の身体の回復が早い”、”身体へのダメージが少ない” けれど、

手術が簡単なわけでは決してないですよ。

手術の難易度でいえば、開腹して子宮を全摘するほうがよっぽど簡単です。

手術後の痛みも、子宮にはメスを入れているわけですから

まったく痛くないわけはないですし、発熱もしますよ。

全身麻酔と硬膜外麻酔をかけますから、身体への負荷もそれなりにあります。

安易なイメージを持ってはいけませんよ。』

とのことで、

 

あーー、なんで、わたしは、子宮筋腫の手術を甘くみてしまっていたんだろうと、深く後悔したのであります。

トホホでした。

 

 

20101025_mri

手術前のMRI画像

左側が腹、右側が背骨です。

左側にうつっている黒くて丸っぽい塊が子宮筋腫で、直径約10センチ。

取り出した筋腫の写真もあるけど、それは、あまりにもグロなのでやめておきますね。(^^;)

 

お腹の痛みはだいぶ軽くなりましたが、まだ、痛み止めのお世話になっており、

麻酔と発熱による体力の衰えを、今回は、ガックリと感じています。

15分ぐらい歩くとしんどいし、立ったり座ったりもドッコイショといった感じで、

重たい身体をもてあましています。

 

1ヵ月ぐらいは、十分に身体に気をつけて、休み休みやろうと

少々、弱気になっている長坂なのであります。(;_;)

 

 


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手術前の注腸食とは全粥食のことだった。3日で3Kg減♪

子宮筋腫に限らず、婦人科系の手術前には、腸をきれいにするんだそうです。

 

腸をきれいにするために、手術前に出される食事を「注腸食」というのだそうで、

どんな食事だろうかと期待していたら、なんちゅうことはない、お粥でした。

手術内容によっては、この注腸食を2日間続けることもあるそうで、

わたしは手術前日の1日だけで良かったです。

 

20101017_chu1

手術前日の朝、注腸食1回目

全粥、梅の練り物、お汁少し、ゆで卵、みかんジュース

 

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手術前日の昼、注腸食2回目

全粥、味噌味の練り物、お汁ひと口、かじきまぐろの煮物2片、レモンジュース

 

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手術前日の夜、注腸食3回目

これが最後の固形物の食事

全粥(量が激減)、お汁ひとくち、豆腐、りんごジュース

 

前日の夜9時からは、飲食一切禁止。

 

入院してから毎朝、体重を計っているんですが・・・

3日間で、なんと、3キロも減ったんですぅ。へへ。

 

20101018_tenteki

今日は朝から、手術前の点滴も始まり、午後の手術開始を待つのみです。

点滴の針が腕に入らず(6回も針差しをトライされたけどダメだった)、

仕方なく、手の甲に刺すことになりました。

 

点滴の針を刺せるところがみつからない原因のひとつには、

抗がん剤治療の副作用でなった血管炎もあると思う。

あれ以来、どうも血管がダメ。

 

さてと、そろそろ手術時間も近づいてきたので、このへんでおしまいにしましょう。

ではまた!

 

 


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