医療は平等ではないですね。患者が賢くたくましくならないといけないなんて

 

日経BP社「がんナビ」サイトで、2011年上半期の閲覧記事ランキングが発表されていました。

第1位は、がん領域のデータをまとめた『2011年版:これが日本のがん診療の実力病院』だったそうです。

患者からすれば、なるほど、当然の結果ですね。

●2011年版: これが日本のがん診療の実力病院
がんではないか?と疑ったとき、まずどこで検査を受けるか?

がんだと分かったとき、どの病院で手術を受けるか?

手術後の治療内容も考慮して、どの病院に通うか?

決めるまでに、いろいろと考えたり調べたり迷ったりしました。

 

いまは治療も一段落して、元気に暮らせているのでいいのですが、

いつかくる最期の時を、どう過ごすか?

病気になっていたら、どういう病院・医師にかかっていたいか、深く考える機会が最近ありました。

 

最近、親しい友人のご家族が病気で亡くなったのですが、

田舎の病院なので

(田舎にあるからという理由づけをしてはいけないと思いますが)、

医師による治療方法の説明が不十分だったり、患者本人の希望はきいてもらえず、医師や病院側の都合が重視される最期の数日だったようです。

少なくとも私にはそう感じました。

 

そんな中でご家族はとてもよく最期を看取られ、できるだけのことをなさったと思いますが、

ご家族がポロッとこぼした一言が胸に突き刺さりました。

『この病院でないと働けない医師がいて、この病院でないと入院できない患者がいる』

 

がんに限らず、医療って平等じゃないな、と感じました。

 

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おいしそうな鰹の刺身がお買い得でした。

 

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売られている柵が大きかったので、翌日は、かつおのグリルになりました。

 

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カツオの刺身とアスパラをオリーブオイル、にんにくスライス、塩、コショウだけでさっと炒めると、なんとなくイタリアンな雰囲気。

グリルすると魚の味が濃厚になって、おいしいですね。

乳がん患者の語り「DIPEx-Japan」公開記念フォーラムのお誘い

今週は、今年はじめての通院がありました。
2日連ちゃんで、婦人科検査、内科、乳腺外来診察。

特に大きな問題はなかったので良かったのですが、
血糖値が横ばいであまり改善しないので、運動強化をアドバイスされました。

今年は術後3年目でもあるので、趣味のスポーツを本格的に復活させようっと。
春を目処にプチマラソン、ゴルフができるようにゆっくりがんばってみようっと。

そうそう、病院でビックリしたことがありました。

知らない女性が、「すいません。長坂さんですか?」って
声をかけてくれたんですが、

スラッとした素敵な美人さんなんですが、まったく見覚えなくって、
わっ!どうしよう!?会ったことある人だったかな?忘れちゃったかな?

ってドキドキしてたら、その女性は、このブログを見て下さっている方で、
同じ病院に通っている同病の方だったということが分かりました。

よく私だと分かったなぁ。。。とビックリしたのですが、
とても嬉しいサプライズでした。Hさん、ありがとうございました!
思い切って声をかけてくださったことに感謝!!

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乳がんの体験談を、動画・音声・文章で見聞きすることができる
健康と病いの語り「DIPEx-Japan」の公開記念フォーラム
1月31日(日)に田町で開催されます。

まだ席が残っているようです。

関心が少しでもある方、いらっしゃいませんか?
ぜひ来てください。(^^)

20100131_dipex_forum

わたしは、乳がん体験インタビューに応じて、自分の体験を映像で公開することに
協力させていただいているだけだったのですが、

DIPEx-Japanのみなさんの真摯に取組まれている姿勢に感動し、
今は、このNPOの会員となり、運営裏方のお手伝いなども
少しだけ協力させていただくようになりました。

大したことはできなくても、少しでも誰かのお役に立つって
とっても嬉しいことです。

1月31日(日)当日も運営お手伝いしています。
たぶん、カメラを持って、会場内をウロウロしながら
フォーラムの様子を撮影していると思いますので、
私を見かけた方、いらっしゃいましたら、ぜひお声をおかけくださいね。

【「患者の語り」が医療を変えるPart4】
日時:1月31日(日)13:00~16:40
場所:女性と仕事の未来館(JR田町駅より徒歩3分)
定員:249人+車いすスペース4人分
参加費:無料

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冬はやっぱり鍋、鍋、鍋。

以前、白菜と豚肉の重ね蒸し鍋をご紹介したら、とても好評でしたので、
調子に乗って、わたしの大好きな鍋、第2弾をご紹介します。

青菜がいっぱい食べられる「常夜鍋」(じょうやなべ)。

毎晩食べても飽きないことから「常夜鍋」と名付けられたらしく、
脚本家・作家の向田邦子さんの大好物でもあったらしいです。

20100122_nabe1

人によっていろんなレシピがあるらしいですが、わたしの場合、必須の材料は次の3つ。

●ほうれん草・・・半分にザクッと切っておくだけ。
1人で1束ぐらいは軽く食べられます。

●ニンジン・・・太目の千切りにして軽く下ゆでしておきます。

●しゃぶしゃぶ用の豚肉

昆布でだしをとった水に、カップ1杯以上の日本酒をドボドボ入れて
煮立ったところに豚肉をいれシャブシャブして、ニンジンとほうれん草を入れたら
すぐに食べられます。

20100122_nabe2

つけタレは、お好みで。

ポン酢であっさり食べても美味しいし、
しょうゆにレモン汁を合わせたシンプルなタレでも美味しいです。

写真は、薬味もりだくさんのタレ。

にんにく、しょうが、長ネギのみじん切りを、これでもかってぐらいに大量に用意して、
しょうゆ、酢、豆板醤にあわせた私の特製タレです。

 

乳がん患者の語りデータベースが公開「DIPEx-Japan」

今日正式に、
NPO 健康と病いの語りディペックス・ジャパン(DIPEx-Japan)が運営する

「健康と病いの語りデータベース」の乳がん患者の語りが公開されました。

http://www.dipex-j.org/

2008年春に乳がん体験のインタビューに協力させていただいて
どういうものが出来上がるのか、待ちに待っていましたが、
とても素晴らしい、パワーのあるサイトができあがったようです。

このNPOの理事のみなさんが、2006年からプロジェクトを発足させ
3年がかりで40人以上の全国の乳がん体験者のインタビューをして
さらにそれを、医学的に問題のない語りかどうかをチェックして
映像を編集して、カテゴリー別に整理して、テキストを書いて
もうそれはそれは、大変な手間と時間と神経を使って構築してくださったものです。

ここまでのご苦労を思うと、理事のみなさんにかける言葉がみつかりません・・・
人間って 本気の本気になれば たいがいのことは できるんだな
人間って 凄いな、と感動しています。

自分の映像を見るのはとても恥ずかしくて、こそばゆいのですが、
映像を見るたびに、1年半前に機材を抱えてウチにいらっしゃった
射場さんと佐久間さんの様子がハッキリと思い出されます。

抗がん剤の副作用でツルッパゲだったときに撮影したので
黒い綿帽子かぶって、顔もパンパンにむくんでいるみたいで
なんとも恥ずかしいし

もっと気の利いた、役に立ちそうなことを言いたかったなあ、
と、撮影しなおしてもらいたい気持ちになってしまうのですが、

そういう些細なことはどうでもいいことで、

こういうプロジェクトに協力させていただいたいことに感謝しています。

自分の体験や語りが、誰かの役に立つかもしれない。
そんな機会にめぐりあえたことに、感謝しています。
ディペックス・ジャパンのみなさん、ありがとうございました!

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10月に植えたジニア・リネアリスが、枯れそうで枯れず
もう2ヶ月も元気に咲き続けています。

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暖かい春や夏に、パッと咲いてパッと枯れる花もあれば
寒い冬でも、しぶとく息の長い花を咲かせるものもあるのですね。

この季節になるとシクラメンを見たくなりますね。

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毎朝、カーテンをあけて花を見るのが楽しみです。

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