今日正式に、
NPO 健康と病いの語りディペックス・ジャパン(DIPEx-Japan)が運営する
「健康と病いの語りデータベース」の乳がん患者の語りが公開されました。
2008年春に乳がん体験のインタビューに協力させていただいて
どういうものが出来上がるのか、待ちに待っていましたが、
とても素晴らしい、パワーのあるサイトができあがったようです。
このNPOの理事のみなさんが、2006年からプロジェクトを発足させ
3年がかりで40人以上の全国の乳がん体験者のインタビューをして
さらにそれを、医学的に問題のない語りかどうかをチェックして
映像を編集して、カテゴリー別に整理して、テキストを書いて
もうそれはそれは、大変な手間と時間と神経を使って構築してくださったものです。
ここまでのご苦労を思うと、理事のみなさんにかける言葉がみつかりません・・・
人間って 本気の本気になれば たいがいのことは できるんだな
人間って 凄いな、と感動しています。
自分の映像を見るのはとても恥ずかしくて、こそばゆいのですが、
映像を見るたびに、1年半前に機材を抱えてウチにいらっしゃった
射場さんと佐久間さんの様子がハッキリと思い出されます。
抗がん剤の副作用でツルッパゲだったときに撮影したので
黒い綿帽子かぶって、顔もパンパンにむくんでいるみたいで
なんとも恥ずかしいし
もっと気の利いた、役に立ちそうなことを言いたかったなあ、
と、撮影しなおしてもらいたい気持ちになってしまうのですが、
そういう些細なことはどうでもいいことで、
こういうプロジェクトに協力させていただいたいことに感謝しています。
自分の体験や語りが、誰かの役に立つかもしれない。
そんな機会にめぐりあえたことに、感謝しています。
ディペックス・ジャパンのみなさん、ありがとうございました!
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10月に植えたジニア・リネアリスが、枯れそうで枯れず
もう2ヶ月も元気に咲き続けています。
暖かい春や夏に、パッと咲いてパッと枯れる花もあれば
寒い冬でも、しぶとく息の長い花を咲かせるものもあるのですね。
この季節になるとシクラメンを見たくなりますね。
毎朝、カーテンをあけて花を見るのが楽しみです。