国立がんセンター名誉総長、垣添忠生さんの講演は7/21(土)お申込み受付中。著書「妻を看取る日」を読んで。。。

今週の土曜日、7月21日、午後1時から、浜離宮朝日ホール・小ホールにて、

NPO法人 健康と病いの語りディペックス・ジャパンでは、

総会記念シンポジウムを開催します。

 

シンポジウムタイトルは、

がんを生き 病いを語る
患者の語りがもたらすもの ~前立腺がんの語りから~

 

ディペックス・ジャパンが、がん患者の体験談・語りデータベースの構築に着手して今年で丸5年。

乳がん患者約50名の語りウェブページに加え、

前立腺がん患者約50名の語りウェブページも完成しました。

 

これを記念して、泌尿器科・国立がんセンター名誉総長でもあり、
がんを患う最愛の奥様を支えられご自宅で看取られた、垣添忠生さんをお招きして、
「がんと人間と社会」をテーマにお話しいただきます。

20120718_dipex

まだお席に余裕がありますので、どうぞいらしてください。

垣添先生の生の講演を聞ける機会は、そうはありませんので、ぜひ!

 

また、垣添先生の講演の次には、

前立腺がん患者で、語りにご協力くださったお二方にご登壇いただき、

お話しをうかがいます。

 

 

当日まで予定が決まらない方、たぶん、当日ドタ参加されても

大丈夫ですので、ぜひいらしてください。(^_^)

 

私も、入院さえしていなければ・・・

明日、木曜日まで、病院からお呼びの電話がこなければ、

今週中の入院はないはずなので、

そうしたら、もちろん裏方参加して、たぶん、写真撮影を担当していると思います。(^_^)

 

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ご講演いただく垣添先生のこと、

私はつい最近まで(今回のシンポジウムの企画が決まるまで)、

存じ上げなくて、やっと著書を拝読させていただきました。

 

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ラジオやテレビで大反響、話題になった理由が分かりました。

 

本の裏表紙には、こう書かれいます。

『駆け落ちまでした恋女房と40年、やっとのんびりできると思った定年間近。

リンゴの種ほどの影が妻を襲う。

がんは猛烈な勢いで命を奪っていった。

がんの専門医でありながら最愛の人を救えなかった無力感と喪失感

---著者は酒に溺れ、うつ状態に陥り、ついには自死まで考えるようになる。

その絶望の淵から医師はいかにして立ち直ったのか、

心の軌跡を赤裸々に綴った慟哭と再生の体験記。』

 

媒体こそ違いますが、

垣添先生の病いの語りであり、人生の語りですね。

 

奥様をどれほど慈しんで愛しておられたか、痛いほど感じます。

新人医師が、勤め先の病院の入院患者、しかも12才年上の既婚女性にぞっこん惚れて、駆け落ちして結婚。って、どれだけ情熱的なんでしょう!

日本のがん治療の、いわゆるトップにいて、最愛の奥様をがんで亡くされる、その辛さがどれほどだったか。

 

そんなドラマチックで過酷な経験をされた垣添先生が、

ご自分の体験を書籍にされ、

また、こうやってたくさんの人に向けてお話しをされる。

自分の経験を自分で語る。

それは、聞く人に勇気や励ましや慰めや助けを与えますが、

垣添先生ご自身にも、大きな何かを、もたらしているのではないかと、

そんなことを考えながら、

垣添先生の生のお話しを聞きたいです。

 

 

入院は来週からになりますように!(祈)

 

 


 

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7月21日(土)シンポジウム『がんを生き病いを語る』開催。国立がんセンター名誉総長、垣添忠生さんの講演

卵巣内膜症性嚢胞の手術(子宮+両卵巣を摘出)入院予定が当初より遅れています。

7月初旬~中旬のつもりだったのですが、

順番待ちしてまして、もう少しかかりそうです。

7月中旬~末になるかも。いつ呼ばれてもいいように待機中です。

 

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さて今日は、ご覧いただいているみなさんに

ぜひご参加いただきたいお知らせがあります。

 

NPO法人 健康と病いの語りディペックス・ジャパン主催、シンポジウムのご案内です。

 

DIPEx-Japan第4回総会記念シンポジウム

がんを生き 病いを語る

患者の語りがもたらすもの ~前立腺がんの語りから~

 

 

◆日時は、7月21日(土)13時~

◆場所は、浜離宮朝日ホール・小ホール(朝日新聞東京本社・新館)

◆参加費は、会員無料/非会員どなたでも1,000円

詳細は、ディペックス・ジャパンのページ↓でもご覧いただけます。

http://www.dipex-j.org/news/2012/06/post_32.html

 

ディペックス・ジャパンが、がん患者の体験談・語りデータベースの構築に着手して今年で丸5年。

ようやく「乳がんの語り」に加えて、「前立腺がんの語り」ウェブページも完成しました。

約50名の前立腺がん経験者が、自らの病気体験を自らの言葉で語ってくださいました。

これを記念して、国立がんセンター名誉総長の垣添忠生さんをお招きし、前立腺がんページ完成のご報告とともにシンポジウムを開催いたします。

 

どなたでもご参加いただけます。

 

ご講演をいただく国立がんセンター名誉総長の垣添忠生先生のこと、ご存じですか?

私は恥ずかしながら最近まで存じ上げなかったのですが、

ご経歴を知って、ぜひお話しを聞きたいと思ったので、垣添先生のご経歴などを少しご紹介します。

———————————————-

1941年生まれ。東京大学医学部卒業。

1975年から国立がんセンター病院勤務。2002年に総長に就任。2007年に退職し名誉総長になる。

(財)日本対がん協会会長、(財)がん研究振興財団理事。

「がんを防ぐ」「前立腺がんで死なないために」「患者さんと家族のためのがんの最新医療」など著書多数。

 

と、ここまでのご経歴を見ると、とっても凄くて、とってもエライ先生、遠い存在の先生なのですが、

最愛の奥様のがん闘病を支えられ、自宅で看取られたご経験をまとめられた著書『妻を看取る日』を拝読して、(失礼な言い方でしたら申し訳ないのですが)、病気に向き合い、ご家族の病気や、ご自身のことを赤裸々に語っておられることに、親しみと敬意を感じずにはいられませんでした。

 

 

がんで奥様を亡くされたあと、垣添先生がうつ状態になり酒浸りの生活が続き、その深い絶望感とどう向き合い、いかにして立ち直っていかれたかが書かれています。

 

参考)垣添先生のことをご紹介しているWebサイト

 

垣添忠生さんのご講演のあとには、

●約50人の前立腺がん経験者にインタビューした澤田明子さんからの完成報告

●前立腺がん経験者と垣添先生をまじえたパネルディスカッション

というプログラムです。

 

滅多にない機会だと思いますので、

お時間の都合をつけて、ぜひご参加ください。

 

私は、手術・入院とぶつからなければ、もちろん会場にて裏方をする予定です。

(手術・入院とぶつかる気配濃厚なので困っているところです)(;_;)

 

 


 

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乳がん患者さんへのアンケート「療養中に利用した情報について」1217名の回答結果をご報告いただきました。

 

昨年の9月、乳がん患者さんにアンケート協力を呼びかけたの

覚えていらっしゃいますか?

 

2011/9/5の日記 ↓↓↓

乳がんを体験された方へ「情報」に関するアンケートご協力のお願い
(聖路加看護大学、看護情報学の研究)

 

NPO健康と病いの語りディペックス・ジャパン

活動を共にしている瀬戸山さんの看護情報学の研究で、アンケート協力をさせていただきました。

ワタシのブログをご覧いただいて、アンケートに回答してくださった方も

たくさんいらっしゃって、ありがとうございました!!

 

瀬戸山さんから、

『アンケートの回答集計結果がまとまったので、そのご報告とお礼をさせていただきたい。』

とご連絡をいただきました。

 

瀬戸山さんの看護情報学サイトで、

アンケート集計結果が見られるようになっていますので、

回答にご協力くださった方々、ぜひご覧ください。

こちらをクリック↓↓↓

http://www.setoyama.info/index.php/2012-03-27-08-33-41

 

20120419_setoyama

 

アンケートには、郵送調査で770名、ネット調査で447名、

合計で1,217名の回答が寄せられたそうです。

 

失礼にあたったら申し訳ないのですが、率直な感想。

 

この種のアンケートで、しかもアンケートの主催・呼びかけ人が瀬戸山さん個人で、

1000人を越える人から回答が寄せられたのは、かなり多いのではないでしょうか。

瀬戸山さんのネットワークの広さとお人柄、医療への誠意と熱意に

協力を惜しまなかった人の多さを感じます。

 

アンケート結果については、

おおよそ予想どおりでしたが、

利用しているメディア、情報源の割合%について、

ぼんやりとイメージしていただけだったのが、

ちゃんとした数値で示されたことで、認識を新たにすることができて、

とても参考になりました。

 

それと、

アンケートって、いろんな場面で実施されるけど、

こうやって、回答した人にちゃんと結果を報告してくれるアンケートって多くないので、

瀬戸山さんの姿勢が嬉しかったです。

また何かあったら、ぜひ協力したい、って思いました。

 

回答してくださったみなさん、ありがとうございました!

また何かあったらヨロシコね。

 


 

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