抗がん剤治療前に歯医者に行って以来、10年ぶりの歯医者。明日は術後10年のフル検査。

昨日は10年ぶりの歯医者へ。(;_;)

 

金曜日から、左上の歯になんか違和感があって、土曜・日曜は、噛むたびに鈍い痛みがあり、イヤな予感がしてました。

月曜の朝、起きたら、歯と歯茎のちょうど境の部分がコンモリ腫れてて痛い。

じっとしていてもズンズン痛い。

食事をするとなお痛いのでお昼がまともに食べられず、歯医者は大キライなんだけど、仕方なく、急いで歯医者に行きました。

 

虫歯になっていて、そこから膿んでしまったようで、少し切ってグリグリ膿を出してもらいました。痛かった。(;_;)

ついでに他にも悪いところないか調べてもらったら、なんやかや虫歯になっているところが7本もあって、これからしばらく歯医者通いになりそうです。

 

「前回、歯を抜いたり治療したのはいつですか?」と問診があり、

「ちょうど10年前です。」と。

 

なんで10年前ってハッキリ覚えているかというと、

乳がんの抗がん剤治療をはじめる前に、看護師さんから

「虫歯など気になるところがあったら、抗がん剤治療に入る前に治療を終わらせておいてくださいね」って言われて、

「え?!なんで、抗がん剤治療と虫歯が関係あるんですか?」って疑問に思って、看護師さんに聞いた覚えがあるからです。

 

抗がん剤治療をすると骨髄機能が衰え白血球が少なくなり、体の抵抗力が落ちて細菌に感染しやすくなる。

すると、虫歯になりかけのところが悪化したり、軽かった歯周病が急に進行したり、細菌に感染しやすくなるから、悪いところは抗がん剤治療前に治しておくほうがいい、と説明をいただきました。

 

歯医者が大嫌いで、行くのがイヤで放置していた虫歯があったので、慌てて歯医者に行ったのがちょうど10年前です。

 

看護師さんが言ったとおり、

抗がん剤治療中には口内炎にもなりました。

(その当時の日記「抗がん剤副作用:口内炎」)

 

これから抗がん剤治療をする方で、放置している虫歯は歯周病がある方は、できるだけ治療前に治しておくことをおすすめします。

抗がん剤治療と口のケアについて詳しく解説したサイトもありました。

 

あれから10年。

今年の8月で、乳がん術後10年がやっと経とうしています。

術後10年ちょうどのこのタイミングで、また歯医者に通うことになるなんて、なんか不思議なタイミングです。

 

ちょうど明日、術後10年のフル検査です。

朝から、採血、超音波エコー検査、マンモグラフィ、骨シンチ、やってきます!!(^_^)

 


 

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ドラッグ・ラグってご存知ですか?

私のブログをご覧いただいて、「励みになりました。」とおっしゃっていただけることがあると、とても嬉しいですし、自分の経験や存在そのものが、誰かのお役に立てていると感じることができて、「嬉しい」という言葉では表現しきれない喜びを感じます。

 

そんな私にも、逆に、励みにさせていただいているブログがあります。
その中の1つが、尊敬申し上げている小倉恒子先生のブログです。
  「Will-乳がんとたたかう女医・小倉恒子の日記

 

1987年(今から22年前)に乳癌を患い、その後再発・再々発されて、治療をなさりながらも、ずっと耳鼻咽喉科の医師としてお仕事を続けられている先生です。
医師のお仕事以外にも、乳がん患者の電話相談や講演などのボランティア活動も精力的に行っておられます。

 

昨年までは、ご趣味のダンスも続けてこられていて、病気と共存しながら、治療と仕事を両立されている素敵な方です。

 

残念ながら、直接お目にかかったことはないので、お声を聞いたことはないのですが、でもなんとなく、そのお声や話し方までイメージできてしまいそうなぐらい、ご自身のブログに、その時々のお気持ちや出来事などを綴られており、

私は、自分が二度目の癌にかかったとき以来、ずっと、小倉先生のブログを拝見し、病気から逃げないこと、やりたいことは実行すること、勇気などいろんなものを頂戴して、自分の気持ちを奮い立たせてきました。

 
 

その小倉恒子先生が、常々、世の中に訴えておられた問題が
『ドラッグ・ラグ』の問題です。

 

わたしは医療の専門家ではないので、詳しいことを正確に書くことはできないのですが、

ドラッグ・ラグとは・・・
海外では使えている新薬が、日本では、使用の承認に時間かかっていて使えないでいること。

  Drug= 薬
  Lag= 遅れ、時間のずれ

 

ドラッグ・ラグというカタカナ言葉に聞きなじみがなく、分かりにくいかもしれませんが、
米国やヨーロッパだけでなく、お隣の韓国でさえも保険適用で使える薬が、日本では使えないという例がたくさんあるのだそうです。

 

自分や家族が癌にかかったり、がんが再発した場合のことを想像してみてください。

 

がんと向き合い積極的な治療をしていく意欲があり、
この世の中に試せる薬があると分かっているのに、
日本の組織や政策上の問題で、その薬が使えないという状況を、どう思われますか?

 

私たち一人一人の力は小さいけれど、
まずは、こういう問題があると知って意識することをしてみませんか。

 

ドラッグ・ラグ問題について書かれている記事がいくつかありました。
ぜひ、一度、ご覧になってください。

●ウィキペディア 「ドラッグ・ラグ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%B0

 

●日本テレビ 「ACTION 日本を動かすプロジェクト| テーマ8 ドラッグ・ラグ」
http://www1.ntv.co.jp/action/theme/08/

 

●第2日本テレビ 「ドラッグ・ラグ 卵巣がん と ワクチンギャップ」
http://www.dai2ntv.jp/news/druglag/

 

●JanJan 「新薬使えず命を見捨てるドラッグ・ラグ」
http://www.news.janjan.jp/living/0903/0903189624/1.php

 

●日経ビジネスオンライン 「世界の良薬、日本に届かず」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070315/121116/
(日経の記事を読むのには会員登録が必要な場合があります)

 

●日経メディカルオンライン 「ドラッグラグは本当になくなるのか?」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/opinion/mric/200908/512050.html
(日経の記事を読むのには会員登録が必要な場合があります)

 
 

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話は変わって、わたしの近況。

とっても元気に、遊びに仕事に、楽しくがんばれています。
ありがたいことです。

特に今月に入ってからは、
これから始めるネット通販事業の準備をがんばっていて、
抗がん剤治療で脱毛したときに室内でかぶるキャップを
オリジナルで作るチャレンジをしています。

楽しくワークできているのですが、
身体は正直で、ちょっと頑張りすぎると疲れますね。

身体が疲れたときは、私はすっごくお肉が食べたくなるので、
そういうときには、豚肉の生姜焼き。

20090916_buta

豚肉の生姜焼きに カラフル野菜を添えて。
玄米ごはんに唐辛子のふりかけをかけて。
エネルギーチャージ

 

 


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抗がん剤治療が終わって1年  ヘアーブラシが使えるようになりました

先週、東京の桜がおわる直前に、皇居にお花見に行くことができました。

20090407_kokyo1

それはそれは見事な桜で、圧巻というのは、こういうことを言うのでしょうね。

20090407_kokyo2

薄桃色の桜を見ながら

「去年の今頃、ちょうど1年前、
こみやまさん、よぎちゃんがお花見に誘ってくれて、ここに来たなあ。
1年前は抗がん剤治療が終わったばかりで、髪の毛は抜けきっていて
ツルッツルッだったなあ。」

などと1年前を懐かしく思いながら歩きました。

1年前のお花見は、こんな様子でした。

20090407_kokyo3

あれから1年。

抗がん剤の副作用で、ひどかった手足の痺れも
とっても軽くなり、気にならないぐらいになりました。

髪の毛もふつうに伸びて、ヘアーブラシを1年半ぶりぐらいに
使えるようになり、そんなことがとっても嬉しいです。(^^)

些細な日常を、嬉しく楽しく感じることができると、
自分のハッピー量がとても増えて、幸せなことですね。