抗がん剤治療(1クール目、3日目)吐き気なし

初めての抗がん剤を点滴投与して3日目。

いまのところ、恐れていた副作用の吐き気がありません!(^o^)/
食後に飲んでいる吐き気止めのお薬と相性いいんじゃなーい。
 
 
ひどい人だと当日から苦しみ、人によっては10分おきにトイレに駆け込むとか、
まったく食べれない飲めない状態になり、点滴入院するケースもあるなど、
最悪の状況も聞いていたので、どんな吐き気に襲われるか戦々恐々としていたのですが。
 
 
吐き気がおきるものと想定してドクター・ナースから説明を受けてきたので、
おきなかった場合のことが無知でした。
吐き気の副作用は通常、当日から1週間ぐらいのものと説明を聞いているのですが、
このまま週末すぎたら、吐き気はクリアと考えていいのかどうか?
ナースしおちゃんに聞いてみました。
 
 

———————- 

化学療法の副作用についてですが個人差が大きいので難しいところですが…。
私の看てきた患者さんでも、吐き気が全然大丈夫な人もいましたよ。

ゆかさんの今回の治療法(プロトコールと呼びます)は、
3種類の薬剤を点滴静脈注射し、それを21日毎に6クール行うものですね。

吐き気などの副作用を起こす薬剤は、点滴で血管から体内に入ったあとは
肝臓や腎臓を通じて代謝、排泄されていきます。
血中濃度が下がるにつれて、基本的には副作用の症状は少なくなると思います。

吐き気の起こるメカニズムは、薬剤の血中濃度だけに左右される訳ではないのですが、
大まかにはそのように理解していいと思います。

ただし、薬剤の影響で例えば数日経ってから胃が荒れてきて吐き気に感じられたり、
お通じの調子が変わったりすることがあるかもしれません。

プロトコールによって、またクールを重ねるに従っても症状は変わると思うので、
やってみないと分からないのが正直なところ…。

痛みや吐き気って、その感じ方に個人差が大きいので難しいですね。
経験上、車酔いやお酒で悪酔いしやすい人は吐き気の症状が強く出たりすることが多いかも。

ゆかさんは痛みには弱めだけど、もしかしたら吐き気には強いのかも。
「吐き気に強い」これはすごーく強みだと思いますよ。

———————- 

 
 

ワタシは、「痛みには超弱いけど、吐き気には強い」タイプなんだー。
2回目以降も同じという保証はないけど、
ワタシは「吐き気には強い!」この思い込みでいこう!!
 
 
吐き気以外の副作用は・・・

【倦怠感】
風邪の引き始めのようなボーっとした感じ、微熱出始めのような感じはあるけど、まあ、これぐらいは仕方ない。
こうやってブログ更新できるのだから、大丈夫。
 
 
【お通じ】
ダメポ。
下剤のお世話になりそう。
 
 
【傷の痛み】
リンパ節を取った部分、右脇の痛みが少し強くなり熱感が出ている。
抗がん剤と関係あるのかどうか、聞いてみなくちゃ。
 
 
【食欲】
・お腹はすくのだけど、脂っこいものがクチに入らない。
・昨日の昼食に野菜炒め食べたくて作ったのに、目の前にしたらクチに入らなくて、ご飯と味噌汁のみ食べれた。
・果物は食べられる。
・さっぱりした物は食べられる。
 
 
20071005_somen

昨日の夕食は、そうめん、じーまみ豆腐@たみちゃん沖縄、島らっきょう@たみちゃん沖縄。

なんのかんの言っても、
初めての抗がん剤治療で、
これだけの調子でいけてたら上々でないかい!(^o^)/

 
 
 
20071005_okinawa

たみちゃんが、沖縄帰りに買って来てくれたエネルギー食材たち。
翁屋の値札つきってところが、たみちゃんらしくて嬉しい。

はじめて知ったのだけど、沖縄食材って結構いいお値段するんだね。
量は少なめなのに、島らっきょう¥598、海ぶどう¥498。

抗がん剤治療のお値段

昨日、はじめての抗がん剤投与・治療を受けました。
昨日から、今日の今(午前7時)までの調子は良好で副作用らしいものは出ていません。(^^)
 

吐き気止めの点滴や薬が身体にあったのでしょうか。
気分が悪くなることもなく、身体全体と瞼が少しだけ重い、
風邪の引き始めのようなボーっとした感じです。

昨夜は帰宅後、早めに夕食を食べ、3種類もの吐き気止めの薬を飲み、
とっととお風呂にはいり、軽くリハビリして、午後9時には寝ました。
今朝は午前4時に眼が覚めてしまいましたが、7時間は寝ていますので、
覚醒障害ではなくて、早起きですね。
 
 
昨日は、気分が悪くならないうちにと思って急いで日記書いたので、
初めて体験した抗がん剤治療のことで、書き忘れたことがありました。
 
 
抗がん剤治療のお値段のこと。
血液検査、医師の診断、抗がん剤点滴投与、吐き気止めや下剤等の薬代が全部含まれていますが、ぜーんぶで4万円超えでした。

最新の治療を受けているので仕方ないと思うし、
MRI検査やマンモトーム生検など他にも2万円越えの検査もあるし、
命には代えられないのですけど、
 
 
正直、「高っ!」と思いました。^_^;
 
 
ワタシがこれから受ける抗がん剤治療は、
転移・再発防止のためのものなので、今のところ回数(6回)が決められていますから総額の見当がつきますが、

実際に転移・再発した場合には、治癒するまで使い続けるケースが多いでしょう。
健康保険では個人負担の月額上限がありますけど、それでも、何かとお金がかかることには変わりありません。

精神的なことや、仕事のこと、家族への負担など、ほかにも色々いっぱい困ることはありますが、

現実的に、
ガンにかかるとお金もかかる。
これも大きいことだと思いました。
 
 
せっかくこうやって体験を記録しているのだから、
お金のことや、健康保険や生命保険のこともおいおい記録に残せて
誰かの役に立てるといいなと思っています。

抗がん剤治療はじめ~(1クール目、1日目)

昨夜は緊張してあまり眠れませんでしたが、朝はバチッと眼が覚め、
ややビビリながら病院に行ってきました。
 
 
午前中に作業療法リハビリをして、
早めの昼食をとり、
採血と血圧測定をして、
医師の診察を受けて、抗がん剤治療へGO。
 
 
20071004kougan1

包括先進医療センターという名前の別棟で
外来での抗がん剤治療を行います。
 
抗がん剤を点滴投与するのに時間がかかるので、
できるだけリラックスしてできるように、治療室にはベッドもあるし、
リクライニングチェアーもあり、自分の好みで選びます。
 
 
20071004kougan2
 
わたしは、オットマンつきのリクライニングチェアーを選び点滴を受けました。

はじめてなので、ひとつひとつ丁寧に看護師さんが説明をしながらしてくれて、
ほとんどずっと側についていてくれたので、不安もなく
当初抱いていた恐さが徐々になくなっていきました。
 
 
ナースは偉大だ!
 

点滴中に気分が悪くなるような方もいるらしい、と聞いたこともありましたが、
そんなことは全くなく、
点滴中には、鼻がツンとなるような感じを一度だけ感じただけでした。
 
 
20071004kougan3

抗がん剤の前に吐き気止めの点滴もあり、
全部で約2時間の点滴を終え、ふつうに電車で帰ってこれました。
まだ特に吐き気は感じていません。

今の感じは、
風邪を引き始めたときのような、
(実際に熱はないけど)
微熱が出始めたときのようなボーっとした感じです。

吐き気止めの薬をいっぱいもらっているので、
それを吐き気がくる前に飲み、今日は早めに寝まーす。
 
 
 【今日の診療費】
10月 4日 ¥1,080 (リハビリ作業療法)
10月 4日 ¥40,450 (採血、診察、抗がん剤投与治療、投薬)