●2017年8月、初発乳がんの手術後10周年を無事に迎える。
乳がんの経過観察は術後10年で終わるのだが、経過観察中に時折CEAが9まで上がったり、私の病歴(子宮頸がん、子宮筋腫、卵巣嚢胞)が様々あることから、もう1~2年だけ経過観察とホルモン治療を継続することを主治医からご提案いただき、延長することにした。
●2018年8月、手術後11周年を無事に迎える。
●2019年8月、手術後12周年のフル検査
超音波検査、骨シンチ・アイソトープ検査、CT、マンモグラフィー。
術後12年、干支一回りが経ったので、この検査結果がOKであれば経過観察をおしまいにしようと主治医と話していた矢先、超音波検査の結果が要精密検査となる。
昨年の陰影とほんの少しだけ陰影の形が異なっていると指摘されたらしい。
マンモグラフィーの検査結果は問題なしだった。
●2019年9月~10月
造影剤ありMRI検査、針生検による組織検査の結果、温存乳房内局所再発とわかる。
●2019年10月末~、右乳房の全摘手術をうける。
12年前に放射線治療をしている右乳房なので、皮膚のつっぱりがひどく、手術後のマッサージを丹念に行う必要があった。
●2019年11月末~、摘出した組織の病理診断の結果がわかる。
・ホルモン感受性: 初発は陽性(3+)だったのが、再発では陰性(0)に変わった。
・HER2たんぱく: 初発は陰性(1)だったのが、再発では陽性(3+)に変わった。
乳房内局所再発で、ホルモン感受性とHER2たんぱくが真逆になり驚いた。
珍しいケースらしいが全くないことではないらしい。
●2020年1月~、抗がん剤治療開始
抗がん剤治療(ドセタキセル)4クールと、分子標的治療ハーセプチン(トラスツズマブ)17クールの併用治療をはじめた。
※医療情報について
このブログに書いた医療に関する情報や専門用語は、できるだけ正しく書くように努めていますが、わたしは医療の専門家ではないので、間違いや誤解などがあるかもしれません。
正確なことは、必ず医療専門家やご自身の主治医などにお尋ねになってご判断ください。
(2020.1.5)