亀田総合病院の見学レポ、まだ続きます。
(1)と(2)では、病院内にある看護トレーニング施設・設備をご紹介しました。
今回は、病院内の様子。
建物もいっぱいで、規模的には大学病院レベル以上ですね。
病院内の様子でまず一番印象に残ったことは、
患者さんへの気配り・配慮を徹底して実践されているということ。
「患者さん第一主義・・・」とか「患者さん目線で・・・」とか、
医療機関や医療従事者はよく言うけど、言うだけだったら誰でも言えるし、他者へのダメ出しも簡単です。
それを、どこまで実践できているかが大事なわけで、
言うは易く行うは難し だと思うのです。
たとえば、廊下。
病院建物内の構造が、基本的にカタカナの「ロ」の字になっていて、
診察室や病室が「ロ」の字に配置されています。
「ロ」の字の内側が患者さんが通る廊下で、
「ロ」の字の外側がスタッフ専用の廊下になってます。
コレ言葉で説明するの難しいですね。
わたしの説明わかるかなあ?
だから、今回みたいに院内見学をさせていただく際にも、
私たち部外者はスタッフ専用廊下を歩くから、患者さんとはすれ違わないのです。
患者さんが不必要に多くの人とすれ違わないようにできてるんですね。
大学病院に通院していてよくあるケースが、
看護助手(?)みたいな人が医薬品とか血液(?)みたいなものを持って急ぎ足で歩いているのとぶつからないようによけることと、午後3時を過ぎると製薬会社のMRが廊下でじっと立って待ってるのに出くわすこと。
アレちょっとイヤなんだよなあ。
そして、廊下の仕様が違うのです。
患者さんが通る廊下はじゅうたん敷き。バタバタしなくて静かです。
スタッフ専用廊下はツルツルのやつ。機能的で衛生的です。
↑上の写真の左側がスタッフ専用通路で、右側が患者さん用の廊下。
診療エリアだけじゃなく、入院病棟も同じです。
入院しているとき強く思ったのが、廊下や室内を歩く音のうるささ。
ツルツルの廊下は、歩く音が結構響くんですよね。
特に、手術当日・翌日の一番苦しいとき、よくわかります。
待合室の椅子にも配慮がありました。
↑この写真だと分かりにくいかもしれませんが、椅子の向きが少しギザギザになってるんです。
こうすることで、患者さん同士の目線がぶつからないようになるんですね。
廊下の壁もさりげなく暖かい感じに。
セキュリティ対策で防犯カメラ
入院病室内にはモニターが取り付けられていて、電子カルテ・クリニカルナビゲーションシステムが自由に操作できるようになっています。
なんかねえ、いろんなことができるシステムらしく、
処方されている薬のことが分かったり、食事の内容がわかったり、お見舞いの人分のもルームサービスみたいに追加で頼めたりするそうです。
それと凄いのが、自分のカルテが見れちゃうんだそうです。
医師の診察記録、処方箋の記録、検査結果やレントゲン画像なども。
自分のネット接続可能なPCからでも見られるそうです。
へぇ~の連続です。
今日はこのへんでおしまいにします。
亀田総合病院の見学レポ、しつこいですか?(^^;)
それはね、尊敬する友人から教わった言葉、『最高と最低を知って、自分の選択を決める』が医療にもあてはまる時代になったのではないかと、最近強く思うからです。
納得のいく治療生活を自分で選んで決めたいから、最高レベルといわれる医療機関の実態を知りたいなと思って。
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