1週間前に退院しました。予想以上に痛い(;_;)。放射線治療した胸に再手術(乳房切除)はダメージ大きいみたい

1週間前、11月9日(土)に退院

1週間前に退院していたのですが、かなり痛いのと体力がなかなか回復せず、パソコンの前に長い時間座っていられなくて、ブログの更新が後回しになっていました。

退院して1週間経って、ようやく少し痛みも軽くなり、体力も回復してきたのを感じられるようになりました。

温存手術+放射線治療をした胸の皮膚はダメージが大きい

12年前にも乳がん手術(乳房温存)を経験しているので、乳がん手術の痛みや術後の体の様子がどうなるかはわかっていたし、覚悟していたのですが、予想以上に今回は痛いです。

乳房温存手術より乳房切除手術(全摘)のほうが痛いのでしょうか?

いや、そうじゃないと思います。
温存手術+放射線治療をした胸を、再度手術して乳房切除したからだと思います。

事前に、主治医から放射線治療をした皮膚のダメージについて説明を受けていましたが、そのとおりのダメージと痛みです。

乳がんで放射線治療を経験した方ならある程度わかっていただけると思うのですが、放射線治療をした胸はこうなっています。
・汗をかかない
・血流が悪い
・皮膚の伸縮が悪い

ワキの真ん中からへそに向かって、バサッと20センチの傷。
縫い目を中心に皮膚が引っ張られるわけですが、放射線治療の影響で伸縮がなくなっている皮膚は、引っ張られるのを吸収できる弾力がないので、引っ張れる痛みをもろに受けてるようです。

手術した胸にリンパ液もまだ貯まるので、退院後初の通院時には100CC抜いてもらいました。

腕や胸を動かすリハビリがんばり中

傷の癒着(くっつき)も始まっているので、今がリハビリのがんばりどき。
動かさないと先々動かせなくなるので、痛いのに動かさないといけないから、眉間にシワよせてがんばってます。

12年前の初めての乳がん手術のときには、(今思えば)術後すぐのリハビリを痛みに負けてあまり無理せずやっていたから、その後、腕がうしろに回らなくなり、ちゃんと動かせるようになるのに1年以上かかったので、今回はそんなことにならないように、今が一番のリハビリがんばりどき。

毎日8時間以上の爆睡で体力回復中

退院して1週間経ちましたが、夕方すぎると、まだ痛み止めロキソニンが必要になります。

毎日8時間以上寝てしまいます。10時間とか13時間寝ています。
こんなに寝るのは、20代以来のことでビックリしています。
体が一生懸命に回復しようとしているのを感じます。
体が睡眠を必要としているのですね。

仕事は復帰していますが、こんな感じの日々なので、まだ午前中ぐらいまでしか集中力が持ちません。
たぶん、今週末から来週にかけて、ひと山越えられると感じています。

入院中のこととか、色々書きたいことがいっぱいあるのですが、今日はこんなところで。


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キャンライフ店長の入院静養期間だけ電話受付時間を短縮します。すいません。お詫びとお願い

がん患者さんの治療生活ケア用品専門店「キャンライフ」の店長・長坂です。

10月28日(月)から11月10日(日)まで、電話受付時間を短縮させてください。
いつもは、午前10時から午後3時までですが、
上記期間は、午前10時からお昼12時までの2時間に短縮させてください。

ただでさえ電話受付時間が短いのに、(^^;)
さらに短くなって、お客様にはご不便をおかけしますが、どうかご理解ください。

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実は、10月28日(月)から入院して、右乳がん(乳房局所再発)の全摘手術をしてまいります。約10日間の入院予定です。
退院後の自宅静養を含めて2週間、キャンライフの仕事をお休みさせていただきます。

キャンライフの営業は、スタッフが頑張っていますので、いつもどおりの受注処理、発送業務は問題ございません。
平日のお昼12時までのご注文は、即日発送できます。

が、店長が2週間も不在にしますと、どうしても手が足りなくなりますので、電話受付時間だけ短縮をさせていただくことにいたしました。

また、商品についてのご質問などは、お返事が遅くなります。
申し訳ございません。
どうか、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。

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店長・長坂が入院で2週間も不在にすることや、
病名を明らかにすることは、

実は、なかなか決心がつかずためらう気持ちもあり、お知らせとお詫びがギリギリになりました。すいません。

がん患者さんのための治療生活ケア用品店「キャンライフ」を営む店長が、乳がんを局所再発したなんて、お客様が知ったらガッカリされるのではないだろうか?

がんの患者さんが多いだろうから、ショックを受けられるのではないだろうか?

キャンライフから離れていかれるお客様もいらっしゃるだろう。

そのなかでも、一番は、「長坂さんが子宮頸がん、乳がんを乗り越えて、元気になって仕事をしている様子を励みにしています。」とおっしゃっていただけるお客様が多くいらして、その方たちに、ショックやご自身ごとに重ね合わせて不安を与えたらどうしよう?という思いでした。

でも、様々なことを考え、すべてを正直にお伝えすることにいたしました。

ショックに思われたり、ガッカリしたり、恐く感じた方がいらっしゃいましたら、本当にほんとうにごめんなさい!

キャンライフを励みと思ってくださるお客様に、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

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そもそもキャンライフは、私の2007年から2年間のがん闘病経験から誕生したお店です。

このブログは2007年に乳がんを発症したときからずっと続けていて、病気の記録やキャンライフのことなども全部書いてきました。

キャンライフは、
「自分ががん闘病中に感じた不安・不便・不満を解消できるようなお店にしたい。」
「同病の患者さんに少しでもお役に立つようなお店にしたい。」
そう思ってはじめたのだから、これからも正直な気持ちでぶつかって進もうと、心を決めて正直に打ち明けさせていただくことにした次第です。

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再発といっても、右乳房内の局所再発だけで済む可能性も十分にある早期発見だったと希望を持っています。

発見の経緯や検査結果など詳しいことは、ひとつ前の記事に書いてあります。
ご興味のある方はどうぞご覧ください。

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2007年の乳がん手術、抗がん剤治療、放射線治療を経て、それから12年間は無事に元気に復活して、仕事もできて日常生活も遊びもできるようになりました。

ここでまた1回手術して、術後の治療があるかもしれませんが(術後の病理の結果を待たなければ詳細はわからない)、

またここから、干支ひとまわり12年間は、元気に復活して、仕事に遊びに日常生活を楽しむつもりでがんばります。

そう簡単にはへこたれません。(^^)

どうか、応援のほど、よろしくお願いいたします。

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ということで、
店長・長坂が入院している間、お詫びのしるしにといってはアレですが、

店長入院キャンペーンを実施します!

10月28日(月)から11月10日(日)まで、
キャンライフ全品ポイント7倍です。

(ポイント付与、利用にはキャンライフ会員登録をお願いします)

がん治療生活ケア用品専門店「キャンライフ」を、よろしくお願いいたします。

 

 

 

乳がん手術後13年めの局所再発。実感ないけど手術して取ってきます。

先月はじめ、
乳がん手術後12年のフル検査。乳腺超音波検査の結果、陰影に変化あり。MRIで再検査することになった。」というタイトルの日記を書きました。

私の主治医は、検査結果にグレーがあったら放置せずに白か黒かをハッキリさせる労力を惜しまない先生で、とても信頼していて、今回も「グレーを放置しないために、念の為にMRIやりましょう。」と言ってくれていて、結果はきっと今までどおり問題なしで終わると思っていたのですが。。。

こんなことがあるんですね。

12年前の8月に右乳がん乳房温存手術をした箇所に、乳がんがまたみつかってしまいました。

造影剤を使ったMRIの画像を見せていただいたら、たしかに、右乳房内に濃い白くなっている箇所がハッキリ見えました。

そこに悪性腫瘍らしきものがあることはMRIでわかったので、次に針生検をして組織を取り確かなことを調べることになりました。

10月2日に針生検。
12年前にも同じことをやっているので、どういうことをするのかはわかっている。
乳房に注射で麻酔をうって、超音波エコーで場所を見ながら、腫瘍のあるところを狙って、注射器の大きいバージョンみたいなのを刺して、ガシャン!と組織を取ります。

12年前と比べると、麻酔の効きがよかったのか、先生の刺し方が上手だったのか、麻酔注射の痛みだけで済みました。

10月10日に針生検の結果を聞く。
残念ながら、悪性腫瘍があったとのこと。

しかし、
前の乳がんの取り残しがあって再発したものか、
前の乳がんの親戚みたいなのが残っていてそれがムクムクと起きてきたものか、
まったく新しい癌が同じ場所にできたものか、
つまり、完全な再発か、再発っぽいものか、原発かは、そう簡単にはわからないのだそうです。

細かいことがわかるのは、乳房を全摘手術したあとの病理の結果をみてから。
それでも、全部のことがスッキリわかるとは限らないそう。
病気って、癌に限らず、そういうこと多いよね。わかるようでわからない。

今回、癌がみつかった場所は、12年前に手術したところのすぐ裏だし、前回手術した右乳房内なので、いまのところ、書類に書く病名は「右乳がん(乳房局所再発)」ってことになるそうです。

今度の手術は、右乳房の全摘手術。
全摘手術って聞いたときにね、変な話ですが、一番最初に思ったことは、「乳首と乳輪だけでも残すことはできないかな?」でした。乳房を全部切除するのはそんなに拒否感はなかったんですけどね、温泉とか、スパとか行ったときに違うじゃないですか。

ダメ元で聞いてみました。

どうしても!と私が希望すれば、もう一度、温存手術をする道もないわけではないらしいですが、私の主治医の方針は、『「もう1回、また」ということを起きないようにしたい。それを患者さんとぜひ共有して、今後の治療方法などを相談して決めていきたい。』と言われました。

わかりました。(^^;) 全部キレイに取っていただきましょう。

明日10/28入院して、10/29に手術して癌をキレイに取ってきます。

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不幸中の幸いと言ったらアレですけど、
8月のフル検査で、骨・内臓などにはどこにも転移はなかったし、左乳房にも問題なかったので、右乳房内だけの局所再発で済む可能性が十分あるわけで、そうすれば全摘手術だけで終われる、と希望をもっています。

今回の発見も、運が良かったのだと思いたい。
乳がんは経過観察は術後10年です。
だから私の場合、2年前に経過観察は終わっていてもいいところを、主治医が、「長坂さんは、子宮頸がん、乳がんをやって、その後に子宮筋腫、卵巣嚢胞もやり、女性ホルモンに影響あることを重ねてやっているし、CEAが9前後あるので、もう数年だけ経過観察続けてみましょうか。」とおっしゃってくださって、続けてきたものです。

だから、10年経過で経過観察を卒業していたら、早期の再発は発見できていなかったかもしれない。

きっと、私はついている。ラッキーなはず。

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でもなあ、
12年経って、干支がひとまわりしたところで、またなるなんて。

10年経過後も再発・転移することはある、と本や情報では見ていたけど、まさか自分がそうなるなんてなあ。

どっこも痛くないし体調も全然悪くないのに(先月、SUPを楽しんできたばかり)、急に病気ですと言われて、なんというか、驚いたというか、雲の上を歩いているようなフワフワした気持ちです。

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このブログは自分の日記でもあるので、
これからも病気の記録的なことだけじゃなくて、愚痴も書くよ。(^^;)
じゃあ、また。明日

 


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