乳がん手術後12年目のフル検査。乳腺超音波検査の結果、陰影に変化あり。MRIで再検査することになった。

8月お盆の時期は、わたしの乳がん手術記念日。
2007年の8月14日に手術したので、今年で12年。
CEAの値が高止まりしていることもあり、年に1回のフル検査を継続しているけど、日常生活には問題なく、元気に暮らせるようになって本当に皆々様に感謝しています!

今年のお盆も無事にフル検査をしに病院に行ってきました。
お盆の時期は患者さんが少なく、検査の予約が取りやすいので1日で全部の検査ができます。
採血、乳腺超音波、マンモグラフィ、骨シンチアイソトープ検査。

慶應義塾大学病院へ通院

検査でいつも困るのは採血。
右側のリンパ節を郭清手術したので右腕からは採血できず、左腕から採血するしかありません。
けれど、左腕の血管は抗癌剤治療でボロボロになり、さらにこの12年、同じ箇所からばかり採血したり点滴したりしてきたので、左腕の血管がかなり固くなっていて採血できる箇所が簡単にはみつかりません。

フル検査のときは、採血だけじゃなく検査薬も注射しなければいけないので大変です。検査技師さんが一生懸命に採れる血管を探してくださるのですが難しい。

肘の裏側では取れず、手首の血管からと、甲の血管から採血・注射してなんとかできました。
採血と注射しただけなんですけど、まるで怪我をした人のようになります。(^^;)

血管がダメで採血できず

 

先週、フル検査の結果がでました。

この12年間、CEAの結果が少し高止まりしているという点以外は、特に大きな問題なく、無事に済んできましたので、今年もまた同じような結果だろうと何も疑わずに病院に行きました。

主治医からはいつもどおりの検査結果の説明がありました。

「マンモグラフィの結果。左乳房には良性の石灰化がいつもどおりに映っているけど、いつもどおり変化なしなので、問題なし。」

「骨シンチの結果も黒い集積もなく変化なしで問題なし。」

骨シンチアイソトープ検査の結果

 

「採血の結果、CEAが少し高止まりしているけど、これぐらいだったら過去にもあったので、特に問題視する必要もないと思う。」

CEA検査結果9

「けどね、超音波の結果がね・・・」と。

「黒い陰影が昨年のそれと少し変わっているので、念の為、MRI検査をうけてみませんか?絶対におかしいというわけではなく、少しグレーな印象だから、問題がなないことを確定するためのMRI検査ですけどどうですか?」と言われました。

超音波検査の結果の画像を見せていただきました。

1年前の黒い陰影と今回の黒い陰影が少し形が変わっているらしいです。
なんか線がいろいろ引いてあって、素人が見てもよくわかりませんでした。

術後の経過観察で、画像についての変化を言われたのが初めてだったので驚きましたが、先生が言うには、

手術後の傷跡の部分は、傷の周囲が凹んでいて超音波検査がとてもしにくい場所だから、今回の陰影に問題があるかどうか診断するのがとても難しい。
小さい陰影の変化なので、しばらく様子を見ることにして翌年またフル検査をすることにしてもいいのだけど、造影剤ありのMRI検査で、グレーなのか、白なのかをハッキリさせましょう。というご提案でした。

もちろん異論なくMRI検査をお願いしました。

だって、こういう小さな変化を見逃さずにグレーなところがあったら発見してもらうために毎年フル検査をうけているのです。

グレーな感じを放置しないで、黒なのか白なのかを早期に診断してもらうための経過観察なのだから、やるしかないですよ。

MRI検査も混んでいるので、一番早いので今月末に予約できました。
検査待ちの約1ヶ月はあまりいい気分じゃないけど、いつもどおり「検査の結果は大丈夫でしたよ!」「ヨカッタネー」でチャンチャンで終わると信じてますけどね。(^^)

————————-

話は変わって、2019年夏の想い出。

数十年ぶりに海水浴しました!

海のそばに暮らしていて、海岸散歩はしているのに、海に入るということをずっとしていませんでした。
超久しぶりに腰まで漬かった!

2019夏サザンビーチで海水浴

 


がん治療生活ケア用品専門店「キャンライフ」からのお知らせです。

免疫力アップ、毎朝の習慣に「にんじんジュース定期便」が好評です。
私も毎日毎朝欠かさず飲んでいます。

初めての方用のにんじんジュースお試しセットあります。
飲みきりサイズ350ml×2本セット、全国どこでも送料無料 ¥1,280

お試しセットは↓こちらをクリックどうぞ。
にんじんジュースお試しセット

 


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
ポチッと↓↓↓クリックしていただけると更新の励みになります!

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ

 

胃がんと大腸癌の内視鏡検査(2)大腸内視鏡によるポリープ切除。大腸ポリープのタイプは腺腫だった。

胃がんと大腸がんの内視鏡検査をうけてきた、っていう前回の続きです。

まず、検査当日にわかっていたこと

胃にポリープがありました

胃にポリープがあった

胃の上部に小さいポリープがあったようです。
「胃底腺ポリープ」という種類で、癌になるリスクは基本的にはほとんどないということで、内視鏡検査中の切除はせずに経過観察でいいらしいです。

胃の内部の写真も見せていただきました。
内部はいたってキレイらしく、「ほら、ここに小さいのがあるでしょ」と教えていただきました。ちょこっとポコっとあるのが見えましたが、この写真ではわからないぐらいですよね。

胃の内部写真

昨年(2018年1月)初めて胃の内視鏡検査をしたときにはポリープはなかったので、あれから1年半ぐらいの間にポリープが出来ていたのですね。
癌になるリスクはほとんどないポリープで良かったですが、検査しておいてよかっです。

大腸にもポリープあり、内視鏡検査中に切除しました

大腸にポリープがありました

S状結腸のところにポリープがあったようで、内視鏡検査中に切除をしたそうです。

ポリープの見た目は平べったく、癌化するリスクは高くはないだろうとの見立てでしたが、「念の為、組織検査に出しましょう」とのことで、了承しました。

大腸の写真も見せていただきました。
大腸内部はキレイらしいです。

大腸内の写真

左下の写真がポリープです。
ボコッと突出するタイプではなく、やや広い範囲に平べったくできているポリープです。右下の写真が大腸内視鏡によるポリープ切除をしたあとの写真です。

ちなみに、これもれっきとした手術なので、医療保険で日帰り手術・内視鏡による手術なども保険適用範囲内ならば請求できるそうです。
が、私が入っている医療保険は残念ながら、ポリープの内視鏡による手術は適用外でした。(^^;)

ここまでが、内視鏡検査当日にわかっていたことです。

大腸ポリープの組織を念のため検査に出していて、約2週間後、病理検査結果がでたので聞きにいってきました。

 

なんと、医師の見立てに反して、大腸のポリープは大腸がんになる可能性のある腫瘍性ポリープ「腺腫」でした。

ポコっとしていない平べったいポリープだったので、癌化するリスクはないだろうと医師は予想していたようでしたが、念のため組織検査に出した結果は、放っておいたら大腸がんになる可能性のある「腺腫」という腫瘍性ポリープだったということがわかりました。

やっぱり、何でも絶対ということはないから、予測を盲目的に信じることなく疑ってかかることは大事だね。特に命や健康に関わることはネガティブ要素をきっちり否定しておく必要があると、また再認識しました。

それにしても、内視鏡検査して良かったよね~!!ラッキーでした。

腫瘍性ポリープが必ず癌化するとは限らないけど、でも、癌化する可能性はあったわけで、それを小さなタネのうちに取り除けたのは本当に良かったです。

(参考サイト)
日本消化器病学会ガイドライン、大腸ポリープガイド
https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/cp.html

大腸のポリープは昨年の内視鏡検査でも見つかっていて切除してもらっているので、1年半でまたポリープができていたということです。

ポリープできやすいのかな。年に1回の内視鏡検査は私には必須だな。
それにしても、良かった良かった。


がん治療生活ケア用品専門店「キャンライフ」からのお知らせです。

免疫力アップ、毎朝の習慣に「にんじんジュース定期便」が好評です。
私も毎日毎朝欠かさず飲んでいます。

初めての方用のにんじんジュースお試しセットあります。
飲みきりサイズ350ml×2本セット、全国どこでも送料無料 ¥1,280

お試しセットは↓こちらをクリックどうぞ。
にんじんジュースお試しセット

 


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
ポチッと↓↓↓クリックしていただけると更新の励みになります!

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ

 

胃がんと大腸癌の内視鏡検査(1)痛くない眠っているうちに検査してもらうための準備編

先月、胃がんと大腸がんの内視鏡検査を受けてきました。

過去に自治体のがん検診で大腸がんに「要精密検査」と出たことがあったのと、胃がんのほうはバリウム飲む検査を受けたくない、ということで、
イヤイヤですが(^^;)、昨年からこの2つは内視鏡検査を受けることにしたのです。

痛くて辛い検査は絶対にイヤなので、
「茅ヶ崎 内視鏡検査 痛くない 眠っているうちに」というキーワードで検索して病院を探しました。

昨年は初めての検査で凄く緊張していたのですが、とてもいいクリニックに出会うことができて、2回めの今年は緊張はまったくなく行ってきました。

内視鏡検査を寝ている間にパパッと済ませてもらうためには、患者側もそれなりに準備が必要です。それは胃と大腸の中をキレイにしておくこと。

検査の前日は消化の良い食事にして、前日夜からは絶食、下剤を飲んで大腸の中をキレイにしておかなければいけません。

内視鏡検査自体は寝ている間にやってくれるクリニックのおかげでノーストレスですが、前日から当日までの前準備は自分でがんばります。

(※以下の記事は、検査時間が15時~という前提で書いています。検査が午前中から始まる場合などは準備内容・準備時間が変わります。)

◆検査の前日食

クリニックで用意されている前日食というのを食べました。
前日の昼食と夕食の2食がレトルトになっています。
自分で消化の良いものを作って食べてもいいらしいですが、1食ずつだけ調理するのも大変なので、用意されているものを購入しました。

大腸がん内視鏡検査の前日食デリシア

↑検査の前日食。ネットで調べてみたら販売しているメーカーいろいろあるのですね。

大腸がん内視鏡検査の前日食、レトルト

↑箱の中には昼食用と夕食用のレトルトが入っています。

大腸がん内視鏡検査の前日食、昼食

↑検査の前日食、昼食。シチューとクラッカー10枚
味は悪くない。普通。シチューの具は形は残っているけど柔らかくなっているので歯ごたえはない。当然か。

大腸がん内視鏡検査の前日食、夕食

↑検査の前日食、夕食。大根のそぼろ煮、鶏雑炊。
味は悪くないのだけど、両方ともドロドロを飲むようなメニューなので、途中で少し気持ち悪くなった。

 

◆前日の夜に下剤を飲む

大腸がん内視鏡検査の前日夜、下剤を飲む

少量の下剤をコップ1杯(200ml程度)の水に入れて、前日の寝る前に飲みました。

ここまでが前日の準備。
検査の前日食以外は、固形物は何も食べない。お水はたくさん飲みなさいとのこと。アルコールはダメですよ。(^^;)

◆検査当日の午前中、下剤で大腸の大掃除

大腸がん内視鏡検査の当日、下剤薬の入った大きな袋

↑あらかじめ下剤薬が入った大きなポリ袋。

下剤薬の入ったポリ袋に少量の水を入れてまぜる

↑下剤薬の入ったポリ袋に少量の水を入れて、袋ごとシャカシャカふって薬を溶かします。

下剤薬が水に溶けたら1800mlまで水を入れる

↑薬が溶けたら、1800mlラインまで水を入れる。

下剤薬の入ったポリ袋にバロスという消泡内服薬を入れる

↑下剤薬の入ったポリ袋にバロスという消泡内服薬を入れる

自分で飲む下剤の出来上がり

↑自分で飲む下剤の出来上がり

少し白色の透明な液体の出来上がりです。味はスポーツドリンクみたいで飲みやすくなっています。

「コップに入れて少しずつゆっくり飲んでください。」と説明書に書いてありますが、言われなくても少しずつじゃないと飲みきれません。

最初の1~2杯は余裕で飲めるのですけど、3杯目以降になるとお腹いっぱいになってきて飲みたくなくなります。
がんばって1時間かけて1800mlを飲みきりました!

◆下剤1800mlを飲みきった後

わりとすぐに1回目のお腹グルグルがきました。
そのあとは10~15分おきぐらいお腹グルグルがきて、約2時間ぐらいかけて7~8回でキレイに出し切りました。(^^)

検査当日午前中の下剤との格闘は、私はそんなに苦手ではないですが、時間がかかるので、仕事しながらだと仕事にならないのが困るかな。

今日はここまで。
内視鏡検査の準備編でした。
次は結果編です。今週末、細胞診の結果がでます。

 


がん治療生活ケア用品専門店「キャンライフ」からのお知らせです。

免疫力アップ、毎朝の習慣に「にんじんジュース定期便」が好評です。
私も毎日毎朝欠かさず飲んでいます。

初めての方用のにんじんジュースお試しセットあります。
飲みきりサイズ350ml×2本セット、全国どこでも送料無料 ¥1,280

お試しセットは↓こちらをクリックどうぞ。
にんじんジュースお試しセット

 


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
ポチッと↓↓↓クリックしていただけると更新の励みになります!

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ