プレスリリース

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2010年9月27日
アンカーコム株式会社
代表取締役 長坂 由佳

アンカーコム、がん患者専用のオンラインショップ 「Can Life(キャンライフ)」をオープン ~がん患者が治療生活で使う生活用品をワンストップで提供~

代表者自身が「がん患者」でもあるアンカーコム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:長坂 由佳)は、がん患者専用のオンラインショップ「Can Life(キャンライフ)」を正式にオープンいたしました。
URL: https://www.canlife.jp/

同サイトは、がん患者が治療中に使う様々な生活用品をワンストップで提供する通販ショップです。抗がん剤治療の副作用で脱毛した際に使う「脱毛ケア・スウェット帽子」や、免疫力を高めるための「にんじんジュース」など約50品目を揃え正式に販売開始しました。

 

■背景
厚生労働省が平成22年1月1日に発表した『平成21年 人口動態統計の年間推計』(注1)によると、日本人の3大死因の死亡数は、第1位:悪性新生物34万4,000人、第2位:心疾患17万9,000人、第3位:脳血管疾患12万1,000人と推計されています。

悪性新生物(いわゆる「がん」)の死亡者数は年々増えており、昭和56年(1981年)以降、3大死因の第1位を占めています。平成19年(2007年)には『がん対策基本法』(注2)が施行され、国を挙げてがん死亡者数の減少に取り組んでいます。

がん治療については、『がん対策推進基本計画』(注3)の取り組みや、医療技術等の発展により進歩が認められる一方で、化学療法(抗がん剤治療)や放射線療法の推進により、手術前後の治療期間および自宅療養期間が長期化している面も否定できません。

化学療法(抗がん剤治療)やホルモン療法等の副作用により体調不良となる肉体的苦痛、副作用による脱毛や、再発の不安や虚無感などの精神的苦痛に悩む患者の問題は、医療技術進歩の前と変わらない実態があります。

 

■趣旨
そこで、アンカーコム株式会社では、代表の長坂 由佳のがん治療経験と気づき体験を活かし、がん治療のQOL(注4)の向上支援のため「がん患者専用のオンラインショップ「Can Life(キャンライフ)」を立ち上げました。

代表の長坂 由佳は、2000年に初期の子宮頸がんを発症、2007年に乳がんを発症した異時性重複癌患者で、外科手術、抗がん剤治療、放射線治療を経て、現在はホルモン治療をしながら社会復帰しています。

自身の治療経験から、治療中に必要な生活ケア用品の購入手段が少ないことや、品揃えが足りないことを痛感し、治療生活中に感じた不便・不満・不安を解消できるような「がん患者さんのための治療生活ケア用品をワンストップでお届けする通販ショップ」を目指しています。

ショップ立ち上げの経緯詳細についてはこちら
https://www.canlife.jp/info/aboutus.html

 

■取扱い商品概要
抗がん剤治療の副作用対策品や入院準備品などを、治療シーンごとの分類と、アイテムごとの分類の両方を提示し、がん患者が必要な物を探しやすい展開をしています。

(1)治療シーン分類
・入院準備/手術準備
・抗がん剤治療
・リラクゼーション
・ボディケア
・体温を上げる
・むくみ改善
・お見舞い品

(2)アイテム分類
・帽子・バンダナ
・タオル
・嘔吐ケア
・食事用具
・湯たんぽ
・弾性ストッキング
・スキンケア
・ヘアケア/シャンプー
・マッサージオイル
・アロマセラピー
・野菜ジュース

 

■今後の目標
Can Life(キャンライフ)の2010年9月10日時点での商品点数は48点であるが、2011年12月までに、商品点数100点、年商1億円を目標としています。
また将来的には、専用物流倉庫の運用と、がん患者の雇用も視野に入れています。

 

■その他
なお、2010年10月31日まで、新規会員登録者に、すぐに使える500ポイントプレゼントを実施しています。

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