2007年10月から始まった化学療法(抗がん剤治療)
当初はFEC療法を6クール行う予定だったのだが、薬剤ファルモルビシンの副作用で血管痛がひどくなったため、FEC療法は4クールで中止し、今回からタキソール療法を4クール行うことになりました。
【療法・スケジュール】
・タキソール療法
・1クール3週間 × 4クール
【投与する薬剤】
・パクリタキセル注(抗がん剤) 276mg
【抗がん剤投与前の投薬】
・デカドロン注 16mg (吐き気止め、アレルギー抑え)
・クロールトリメトン注 10mg (アレルギー抑え、抗ヒスタミン薬)
・ガスター注 20mg (胃炎等を抑える)
・他)生理食塩液 100ml+50ml+500ML
【起きやすい副作用】
・アレルギー症状(息苦しい、顔がほてる、心臓がドキドキする、発疹など)
・白血球減少(免疫力の低下、感染症など)
・末梢神経障害(手足のしびれ、麻痺)
・筋肉痛、関節痛
・吐き気や嘔吐
・脱毛
・口内炎
・下痢
・倦怠感など
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昨日の行動はこんなんでした。
【午前8時40分 病院着】
タキソール療法は点滴に時間がかかるため、朝一番から病院へ。
午前9時前には病院に着いて、まず採血へ。
【午前9時50分 採血】
しかし朝の採血コーナーは超混みで、採血してもらうまでに1時間ほど待ちます。
採血の結果が出るまでにも1時間ほど待ちます。
【午前10時50分 医師の診察】
身体の調子など問診をして、気になる傷口を診てもらいました。
腋に近い傷の一部から、また溶ける糸が少し出ていたので感染しないように取ってもらいました。
【午前11時 包括先進医療センターへ】
通院で化学療法を受ける専用の棟「包括先進医療センター」へ
慶應病院の中では最も人通りがないと思われる長い廊下。
もう何度も来ているのだけど、ここに来ると、必ず引き返したくなります。トホホです。
引き返したくなったら、自分よりもっと大変な思いをしている患者さんのことや、励ましてくれている相方・友だちの顔を思い出して、大きく深呼吸して気持ちを奮い立たせてセンターに向かうのです。
そんな気持ちで向かったのですが、年末年始休暇明けで、こちらも混雑しており1時間半ぐらい待つとのことで、軽い昼食をとることにしました。
【午前11時~12時 ベンチで昼食】
慶應病院の地下には、パンの木村屋が入っていて調理パンやおにぎり、お弁当などが買えます。
イートインもあるし、ナチュラル・ローソンもあり、医療用具専門店や理容店や、こんな看板がかかったレトロな売店(「サザエさん」の意味が分からないけど)もあってなかなか楽しいフロアーです。
【午後1時~午後5時30分 抗がん剤投与】
ようやく抗がん剤投与。
血管痛が起きている場所を避けるように出来るだけ上腕にして欲しかったのだけど、肘から上ではどうしても静脈がみつからず、結局、前回と同じ場所に。
血管痛がひどくならないように祈るばかりです。
抗がん剤投与直後に起きる可能性があるアレルギー反応(動悸や発疹など)も特になく、投与は順調でした。
抗がん剤の前投薬クロールトリメトンに含まれている抗ヒスタミン剤のせいで、点滴中とっても眠くなりほとんど寝ていたようです。
薬剤に含まれているアルコールのせいで、呑んだあとのような顔のほてりと、ドローンとした感じで終わりました。
初めての薬剤だったので最初は緊張しましたが、起きたら終わっていたって感じでヨカッタヨカッタ。
【今日の診療費】
1月 9日 ¥51,700 (採血、診察、抗がん剤投与治療、投薬)