最近のリハビリ作業療法の様子、右腕が後ろにまわらない

腕のリハビリ作業療法は、3週間に一度の割合でコツコツ通っています。
リハビリは、地道な継続が一番大事。

日常生活はおおよそ出来るようになっているので、リハビリに通ってきている患者のなかでは症状は軽いほうだし、たぶん、ワタシに会う誰もが『もうすっかり良くなって、身体の動きも前と同じじゃん。』と見えるぐらいに良くなってきました。

 
だけど、
『日常生活がおおよそ出来る』と、
『日常生活や運動が手術前のように出来る』の間には、
まだ大きな開きがあって、ここを埋めるのが実は一番時間がかかるそうで根気が要ります。

  
今できる運動といったら、ストレッチとウォーキングぐらい。
一日も早く、ジョギングしたりゴルフやったり、手術前と同じように運動できるようになることが、ワタシのとても大きな目標なので
リハビリは、さぼらずコツコツ、ガンバルーーー!
 
 
 
【右乳房温存手術・右脇のリンパ節郭清による右腕の不自由】
・右腕は、上には180度あがるようになりましたが、頭より後ろに反るまでにはいたっていません。
・右腕が、後ろにまわりにくく、右の手のひらが背中にまわせません。
・筋力が圧倒的に落ちているので、チカラがいる作業や、反復運動ができません。

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右肩・右上腕のストレッチ方法を作業療法士に習って、毎日かかさずやってます。
リンパ浮腫にならないように、リンパマッサージも毎日かかさずやってます。

 
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(慶應義塾大学病院のリハビリ作業療法室。他に患者さんがいなかったので撮影してもらいました。)
 
 
  
【抗がん剤点滴で発症した血管痛・血管炎による左腕の不自由】
・左腕内の手首から上腕までの血管が炎症をおこし収縮してしまったので、左腕がまっすぐに伸ばせません。
・左腕を無理に伸ばすと腕内の静脈血管がつっぱりかなり痛いです。
・左腕内の血管は、押しても痛くはありませんが、伸ばす動きはかなり痛いです。
・左腕の皮膚をさするような動きでも痛くて、洋服の袖をひっぱりあげても血管に響き痛いです。

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左腕を少しずつ伸ばすリハビリ方法を作業療法士に習って、毎日かかさずやってます。
いまのところは無理はできないので、重力のみを利用した簡単なストレッチと、さするぐらいの軽いマッサージです。

20080314_2left

左腕、まだ、これ以上は伸ばせない。

 
20080314_3oil

内藤さん、見てくれているかなあ。。。
いただいたアロマオイルを、リハビリ・マッサージに有難く使わせていただきました。
ありがとう!

 
 
手術から半年経った頃って、外から見た身体の動きが良くなっているので、周囲(家族・友人・職場など)は「もう前とほぼ同じぐらいじゃん」と見ることもあるでしょう。
だけど、患者自身は「まだツライ」と思っていて、患者にしたらここらへんからが、お互いの感じ方の差の開きにイライラしたり苦しむところだろうと思います。

ワタシの場合は、幸い、おかげさまで、そういうことはまだないけれど、おいおい仕事を本格的に再開するようになったら、こういうこともあるだろうなあ、と。

 

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