リスタート事業あらまし、癌患者のための生活ケア用品通販

『これから、どう仕事するか』、『どう生きるか』 を昨年夏からずっと考えてきて、3月末に、ようやく心かたまってこんな日記を書いたりもしましたが、そのリスタート事業のあらましを少し。

 
●癌患者のための生活ケア用品、治療補助用品をワンストップサービスできるネットショップをやりたい。

●自分の癌体験をとおして感じた不安・不便・不満を解消できるようなネットショップ、サイトにしたい。

●癌治療は、手術が終わった後の静かな治療期間が長いので、癌治療期間の快適生活を目指すネットショップ、サイトにしたい。

 
 
癌患者のための生活ケア用品とは、手術後に必要な下着や洋服、抗がん剤治療中に必要な帽子やカツラとか・・・

治療補助用品とは、リハビリグッズや、免疫力アップに良い食材とか・・・

 
こういった物が、世の中にないわけではないのですが、ネットで簡単に探せず、あっても品揃えが充分でなく、ワタシは不満だらけでした。

たとえば、抗がん剤治療で髪の毛が抜けることで必要な物というと、カツラや帽子と思うでしょ。
それはそれで正解なんですけど、それだけでは不足なんです。

 
外出用とは別に、室内用の帽子も必要です。
特に、脱毛途中は抜け毛がすごいので、何かかぶってないと部屋中が髪の毛だらけになってしまいます。
また、脱毛しはじめは頭皮が痛むので、頭皮に優しい素材のキャップが必要です。

 
ってな感じで、体験しないと分からない細かい事情を満たす物が、まだまだ不足しているし、医療関連業界はインターネットの活用が遅れているようです。

 
ワタシは東京の都心に住んでいるから、リアルなお店を探して足を運ぶことができたけど、地方の患者さんはどうしているんだろう。。。不便だろうなあと思うのです。

脱毛してツルッパゲになった後でリアルなお店では帽子を買いにくいので(ツルッパゲを人目にさらすことになるから試着できない)、ネットで買えたら便利だろうなあと思うのです。

手術や抗がん剤治療の前は、自分の病気の状態や治療方法に関して不安がいっぱいで、そういう大切なことに集中できるように、生活ケア用品については、時間や気持ちの浪費をしなくてすむようなお手伝いができたらいいなあと思うのです。

こういう分野こそ、インターネットをもっとうまく使えるはずだし、使うべきだよネ。

 
ということで、ガンバルぞ♪

 
—–

敬愛する 起業家のためのNPO法人キープラネットの川野さんが、今年あらたに起業家ダイニングサロンを開業しようとしていて、その顛末をブログに書いておられます。
川野真理子の起業家ダイニングサロン開業準備日記

川野さんから直接聞いたわけではないのですが、ブログによると、地方の特産品生産者と都心をつないだり、起業家たちが集まれる飲食ができるサロンを始めるのだそうです。

川野さんもリスタート中。

ようやくサロンの場所が決まったようで、川野さんもいよいよ本格準備に入られるのだと思ったら、ワタシも勇気が湧いてきました。

 
—–

今日も坦々と放射線治療してきました。
14回おわり、あと11回です。

右胸の周囲に、日焼けのあとのようにクッキリと線ができてきました。
医師いわく、「症状が出るのが少し早いので、副作用はきつめに出るかも・・」って
ゲッ!

 
【今日の診療費】
5月 20日 ¥ 3,930 (放射線照射)

 
—–

Myタイ料理ブーム、衰える気配はありません。(^^)

20080520_tomyam

トムヤム汁ビーフン
辛っ!!

鶏肉、ニラ、もやし、しめじ(ふくろたけの代わり)
パクチーいっぱい

「リスタート事業あらまし、癌患者のための生活ケア用品通販」への6件のフィードバック

  1. ながさかさんが、この経験を活かされてどんなビジネスを世の中に出されるのか注目しています。
    追伸
    ながさかさんは、料理がお上手なんですね~^^
    画面見ていてヨダレが・・・w

  2. またあいましょう。ぜひ。
    あれから私なり
    いろいろ考えることもある
    このごろです(^^)

  3. 事業内容のお話をされる目の輝きが忘れられません。患者さんが喜ぶ、そして喜ばれるお店になるに違いありませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です