両卵巣と子宮を手術で摘出したので、
乳がんのホルモン治療を「抗エストロゲン剤」から「アロマターゼ阻害薬」に変えました。
【卵巣摘出前】
乳がん手術が2007年8月。
抗がん剤治療を2007年10月から半年間やって、
2008年4月からホルモン治療開始して、
抗エストロゲン剤のフェアストンを毎日飲み続けていました。
乳がん手術してからちょうど5年経ったし、
卵巣を取ってしまったわけだから、
女性ホルモン(エストロゲン)は作られなくなり、
もうホルモン治療はしなくてよくなって、終了かと思っていたのですが・・・・・
【卵巣摘出後】
乳腺の主治医に
「先生、婦人科のほうで卵巣を摘出することになりましたから、
もうホルモン治療は終了ですよね?
女性ホルモン(エストロゲン)がなくなりますもんね?」
と尋ねたところ・・・
『い~え、女性ホルモンは卵巣以外でも作られるのよ。
卵巣を取った後は、閉経後と同じだから、
閉経後の人が行うホルモン治療をするかどうかを
考えて決めなきゃね。』
とのことで、
閉経後のホルモン治療について説明していただき、
卵巣摘出後は、閉経後のホルモン治療「アロマターゼ阻害薬」を服用することにしました。
1ヶ月ほど前から、
フェマーラというアロマターゼ阻害薬を毎日1錠服用をはじめました。
(参考)フェマーラの解説
アロマターゼ阻害薬、フェマーラのパンフレットをいただきました。
卵巣がなくなっても、エストロゲンは、
副腎から分泌される男性ホルモン(アンドロゲン)から作られるのだそうです。
そして、エストロゲンが作られる際に必要なのが、
脂肪などに存在するアロマターゼという酵素。
アロマターゼ阻害薬は、アロマターゼに作用して、
エストロゲンが作られるのを抑制するのだそうです。
ここの部分が、抗エストロゲン剤と違う点ですね。
抗エストロゲン剤は、
エストロゲンを作れなくするのではなく、
乳がん細胞がエストロゲンとくっつくのを防ぐ薬であるのに対し、
アロマターゼ阻害薬は、
男性ホルモンからエストロゲンが作られないようにする薬なんですね。
ということは、
女性ホルモン(エストロゲン)がなくなるために起きる副作用が色々と出そうです。
この点が一番悩ましいところですが、
ホルモン治療ができるだけありがたいことと考え、やることに決めました。
これから5年間です。長いね。
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先週は、キャンライフの仕事が忙しかったり、
ネット系のセミナーが重なったりして忙しく
ブログ更新したかったのですが、時間がとれずにできずじまいでした。
コメントのお返事がすっかり遅くなってしまいゴメンナサイ。m(_ _)m
コメントにも質問ありましたホルモン治療のことね。
わたしも早くブログに書きたかったのですが、遅くなりました。
ランキング参加してみました。クリック応援おねがいします!m(_ _)m
ホルモン治療の説明詳しくありがとうございました。
とてもわかりやすく、参考になりました。
知り合いの方が、手術後のホルモン治療にこの薬を飲んでいらっしゃる方がいるので、聞いた事はありました。
その方の副作用は、手の関節がぎしぎしすると言っていました。
裁縫など細かい作業の好きな方なので、余計にそう感じられたのかも知れません。
薬の副作用も個人個人で感じ方が違うと思いますので、また飲んだ感想などブログでお願いしますね。
「ホルモン治療ができるだけありがたいことと考え….」本当にそうですよね。
毎日薬を飲むっていかにも病人っぽくて嫌だけれど、飲んでると薬が効いているような、妙な安心感があるのは私だけでしょうか。
もうすぐ11月ですね。街もキラキラザワザワしてくる時期ですね。
お忙しそうですが、寒くなってきましたので、体調に気をつけて下さいね♪
(私は先週、早速風邪をひきました…)
由佳さん、こんにちわ
ホルモン治療の薬のことは、とても気になっていたので、UPしていただいてありがとうございます。
やはりアロマターゼ阻害剤を服用されるのですね。エストロゲン阻害剤を5年服用後、閉経を確認したらアロマターゼ阻害剤にスイッチする治療もあるそうですし・・・。
私はノルバ半年その後3ヶ月休薬してフェアストンに変えてまるまる3年。今のところ後1年半は確実に続きます。その後どうなるのかなぁ。
アロマターゼ阻害剤は、関節の強張りを訴えている方が多いですよね。由佳さん、関節痛のこと気にしてらしたので、少しでも軽く進むことを願ってます。
ところでアロマターゼ阻害剤は2年ですかor5年?
ホルモン剤スイッチ後の体調等、また教えてください。
寒いので、傷を冷やさないように暖かくしてお過ごし下さい。
こんにちは。
私は、ホルモン治療の薬飲み始めて、1ヶ月になりました。ノルバデックスの後発薬タスオミンです。ジェネリックということで、家計が助かっています。
1ヶ月飲んだ感想としては、更年期の症状・・・特にホトフラは数年前からありましたので、せっかく慣れてきたところに、思い出したかのように強まったかなという感じです。気のなるのは動悸、息切れの方です。あれっ、いつのになくバクバクしてるっていうのが一日の間に何回か感じられて・・・。丁度検診があったので、聞いてみると、それも更年期障害の一つだと思うと言われました・・・。あまりに続くようだとしたら、検査しますといわれてました。それと胃が調子悪いです。先生は10人に1人は胃の不調を言われる方がいるとのこと。胃薬も出してもらいました。胃が痛いというか、胃の中に重石をずっと抱えているような感じです。あとはより一層便秘に・・・・。日々トイレと格闘しております・・・。ホルモン治療はまだまだ始まったばかりなので、うまく付き合っていかないとと思ってます。
私は寒がりなので、早く暖房出したいのですが、家族は今が一番過ごしやすいそうで、私だけ家の中でも重ね着してます。
女は冷えが大敵!!ほんどそう思います。
由佳さん
忙しかっただけなんですね。
安心しました。
体調を崩しているんじゃないかと、ちょっとだけ心配していました。
ホルモン剤の説明、わかりやすいですねぇ!!
私は間質性肺炎という副作用に苦しみ、2年経たないうちにノルバデックス服用をやめました。
70%の人は(それが誰かはわからないけれど)、何もしなくても再発しないんですよね。
私の場合、30%のリスクを30%低くする(要するに9%)ために薬を飲み、その副作用でステロイドを常用しなければならない体になってしまいました。
医師に勧められれば、そういうものかと受け入れてしまうけれど、ひどい副作用に当たると大変です。
薬剤の副作用は、早く気付いてやめれば、なくなります。
少し違う薬にを変えるだけで副作用が出ないこともあるようです。
副作用がひどい場合は、しっかり疑って上手に対処してください。
●まるたんさん
こんにちは!長坂です。
コメント、ありがとうございます。
>ホルモン治療の説明詳しくありがとうございました。
>とてもわかりやすく、参考になりました。
そうですか、よかった。(^_^)
私自身が、卵巣取ったらホルモン治療は終わりだと思い込んでいたので、自習した内容です。
>知り合いの方が、手術後のホルモン治療にこの薬を飲んでいらっしゃる方がいるので、聞いた事はありました。
>その方の副作用は、手の関節がぎしぎしすると言っていました。
>
>薬の副作用も個人個人で感じ方が違うと思いますので、また飲んだ感想などブログでお願いしますね。
はい、もちろん。
飲み始めてまだ1ヶ月が経ったところで、
ちょうど季節の変わり目で冷えてきたところなので、
あれこれ症状はあるのですが、それが副作用なのか違うのかまだ見極めができなのです。
もう少ししたらハッキリ自覚できるようになると思います。
>お忙しそうですが、寒くなってきましたので、体調に気をつけて下さいね♪
>(私は先週、早速風邪をひきました…)
ありがとうございます。気をつけます。
風邪は良くなってきましたか?
長坂さん
こんにちは! ホルモン治療薬変わられたのですね。私は最初からアロマターゼ阻害薬の「フェマーラ」でした。飲み始めて早いものでもう1年と4カ月です。私の場合は、関節のこわばりが顕著にでています。朝なんてぼきぼきと動かさないと起き上がれないんですよ。後は、ホットフラッシュ。でも、この程度でありがたいと感謝しています。長坂さんにも副作用があまりでませんようにお祈りしていますね。昨日、乳腺主治医の診察でした。長坂さんのお話をさせて頂きました。くしゃみをされませんでしたか?
★jasminさん
こんにちは!長坂です。
ありがとうございます。
>ホルモン治療の薬のことは、とても気になっていたので、UPしていただいてありがとうございます。
もっと早く書きたいと思っていたのですが、遅くなってしまいました。
>やはりアロマターゼ阻害剤を服用されるのですね。エストロゲン阻害剤を5年服用後、閉経を確認したらアロマターゼ阻害剤にスイッチする治療もあるそうですし・・・。
そうそう、そうなの。それそれ。それです。
>私はノルバ半年その後3ヶ月休薬してフェアストンに変えてまるまる3年。今のところ後1年半は確実に続きます。その後どうなるのかなぁ。
これから1年半後には、お薬事情が変わっているかもしれないから、将来のことは分からないけど、jasminさんは私と乳がんステージも治療方法もとても似ているので、私と同じ道を歩む可能性が高いでしょうね。(^_^)
>アロマターゼ阻害剤は、関節の強張りを訴えている方が多いですよね。由佳さん、関節痛のこと気にしてらしたので、少しでも軽く進むことを願ってます。
そうなのです。
抗がん剤治療をしたときに味わったひどい関節痛だけは、二度と味わいたくないので、その点だけが心配です。
>ところでアロマターゼ阻害剤は2年ですかor5年?
>ホルモン剤スイッチ後の体調等、また教えてください。
たぶん5年です。でももう一度確認してみますね。
その後の体調の変化もまた書きますね。
◆dadaさん
こんにちは、長坂です。
ホルモン治療の副作用は、ほんとーーーーに人それぞれ違いますね。
>私は、ホルモン治療の薬飲み始めて、1ヶ月になりました。ノルバデックスの後発薬タスオミンです。ジェネリックということで、家計が助かっています。
製品名:ノルバデックス(=一般名:タモキシフェン)は、抗エストロゲン剤のひとつで、私が服用していたファアストンとは種類としては同じですが、副作用の出方がかなり違うようですね。
>ホルモン治療はまだまだ始まったばかりなので、うまく付き合っていかないとと思ってます。
ホルモン治療は長い期間続くので、上手につきあうことが大事ですが、
でも、症状があまりツライようでしたら、薬を変えてもらうなどの対処もあるはずですから(このブログ読者のjasminさんは途中で薬を変えています)、ガマンし過ぎずに医師や看護師に相談することもお忘れなくね。
☆あきるーーーさーーん
こんにちは!長坂です。
>由佳さん
>忙しかっただけなんですね。
>安心しました。
>体調を崩しているんじゃないかと、ちょっとだけ心配していました。
いつも、ありがとうございます!
ちょっとだけ、じゃなくて、いっぱい心配してくれてもいいですよ。(^_^)
いつもは、仕事系外出は1週間に2日間までで、3日間は集中して仕事ができるようにスケジューリングするのですが、先々週、先週は、外せない外出の予定がいっぱい入ってしまって、机でパソコンに向う時間が少なすぎました。
これから年度末に向けて、さらに忙しくなりそうな案件がいっぱいあるので、スケジュールに気をつけなくっちゃ。
>ホルモン剤の説明、わかりやすいですねぇ!!
ありがとうございます。
あきるーーさんにそう言われると、先生に褒められているみたいで嬉しい。
>私は間質性肺炎という副作用に苦しみ、2年経たないうちにノルバデックス服用をやめました。
ノルバデックスも抗エストロゲン剤のひとつで、私が服用していたファアストンも抗エストロゲン剤のひとつです。
が、患者さんの情報から推測すると、フェアストン服用している患者さんよりもノルバデックス服用している患者さんのほうが圧倒的に多いみたいですね。
その理由って、ご存じですか?なんでだろう?
>医師に勧められれば、そういうものかと受け入れてしまうけれど、ひどい副作用に当たると大変です。
そうですね。
私も、ここ数年は、医師のオススメ治療法を黙って受け容れるのではなく、ひとつひとつ自分で勉強して納得しなければウンと言わないようになりましたし、拒否することを覚えたりもしましたが、乳がんになりたての頃は、何が何だか分からずにやっちゃっていたことありました。
●主治医が同じS子さん
こんにちは!!長坂です。(*^_^*)
コメント、ありがとうございます。
>私は最初からアロマターゼ阻害薬の「フェマーラ」でした。飲み始めて早いものでもう1年と4カ月です。
>私の場合は、関節のこわばりが顕著にでています。朝なんてぼきぼきと動かさないと起き上がれないんですよ。後は、ホットフラッシュ。
そうですか~、フェマーラを服用されているのですね。
副作用は、関節痛とホットフラッシュかぁ。やっぱり出るのですねぇ。
>でも、この程度でありがたいと感謝しています。
>長坂さんにも副作用があまりでませんようにお祈りしていますね。
ありがとうございます。
私もね、日常生活や仕事に影響がない範囲の副作用で済みますようにって祈る気持ちです。
トリプルネガティブの方のお話しなど聞くと、予防治療をしていられるのって、ありがたいなって思うんです。
けど、それも副作用の程度によるので、これからしばらく様子見です。
先生からは、「副作用は出る」ってキッパリ言われているので、ある程度覚悟はしています。(^^;)
>昨日、乳腺主治医の診察でした。長坂さんのお話をさせて頂きました。くしゃみをされませんでしたか?
あら、どんなお話しされたのかしらん。
恥ずかしいわぁ。
私は来週、乳腺の診察があります。診察の前に骨密度の検査もあります。(^_^)