8月で、乳がん手術後ちょうど7年が経ちます。
年に1回、念入りな経過観察・検査をしてもらっています。
超音波エコー、マンモグラフィー、造影剤ありのCT、アイソトープ骨シンチが例年の検査メニューなのだけど、
今年は、CEAの値が少し上がり高止まりしているということで、PETーCT検査とエコーとマンモを受けることになりました。
PETーCT検査は時間はかかりますが、身体的には楽ちんな検査です。
(1)問診、血糖値測定
(2)検査薬を静脈注射して
(3)約1時間ほど安静に寝て検査薬を全身に行き渡らせ
(4)大きな筒のようなPETカメラで全身を撮影し
(5)約20~30分ほど再度安静にして
(6)造影剤ありCT撮影をして終了。
(参考)PET-CT検査とは: 国立国際医療研究センターの解説ページ
基本は楽ちんな検査なんですが、私の場合、問題が2つ。
◆糖尿病の薬のコントロールが必要
PET検査の原理が、がん細胞のブドウ糖反応を診るため、糖尿病の薬を控える必要があります。
(薬の種類や量にもよります。)
私の場合、
・毎食前のグルファストは服用OK
・毎食後のメトグルコは服用NGで、検査日の前後2日間は服用しないことになりました。
・毎日1回のトラゼンタはOK
◆抗がん剤で血管ボロボロになり静脈注射がしにくい
抗がん剤治療をしたことがある人なら「あぁ~、そうそう」って分かる人いっぱいいそうですね。
抗がん剤で血管炎になってからというもの、注射できる場所がなくなっちゃって。
乳がんでリンパ節郭清しているものだから、患側の腕は注射できなくて、使える腕の静脈注射できる場所が極端にすくなくなっちゃったわけです。
ってなことで、今回も注射じゃなくて、点滴のときのように注射針を留置です。
これがまた、点滴針の留置がなかなかスムーズにできなくて、
看護師さんと医師に30分も格闘していただきました。
が、腕では刺さらずあきらめて、とうとう手の甲にカテーテル刺しました。
留置するため、手の甲と指にカテーテルを固定します。
まるで骨折した人みたいになりました。(^^;)
そんなこんなで、かかった時間はちょうど4時間。
朝から何も食べず、(空腹時血糖値が高いと検査結果の精度が落ちるので)検査終わったときには腹ぺこの極み。
新宿の美々卯で天ぷらうどん定食をたべちゃいました。
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PET-CT検査の結果が明日わかります。
自分としては、たぶん問題ないと思っています。
再発や転移の心配はしてません。
今回のPET-CT検査は、今の私にとっては再発・転移がどうこうということじゃなくて、今後もホルモン治療を続けるかどうかを決める意味のあるものです。
アロマターゼ阻害薬を飲みはじめてもうすぐ2年。
関節痛とホットフラッシュの副作用だけじゃなく、肝臓の数値も悪くなってるし、糖尿の数値も悪くなってるので、
肝臓と糖尿のほうをしばらく集中して治療して改善したいので、アロマターゼ阻害薬をやめたいなって考えているのです。
ずっと考えて悩んできたのだけど、PET-CT検査の結果がOKで、乳がんの再発・転移が認められないってことがハッキリしたら、決断しようかなって思ってるんです。
明日はPET-CT検査結果だけじゃなく、糖尿・内科の検査結果も分かるので、総合的に判断しようと思ってます。
わたし的には、かなり重要な決断の日。
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今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
日記更新の間隔があいてしまいましたが、(^^;)
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こんにちは。
毎日暑いですね。
検査結果はいかがでしたか?
ホルモン治療をやめたいとのことでしたが、今回の結果に問題がなければ、私はやめることに賛成です。
10年前には、ホルモン治療は5年間と言われていました。いつの間にか+5年になっていたのを知って驚きました。
放射線とホルモン治療の副作用で間質性肺炎になってしまい、ステロイド剤を飲み続けている私としては、乳がん再発転移予防のための治療より、目の前の肺炎に対応することの方が大切で、ホルモン治療を続けることは出来ませんでした。
とはいえ、初めからスパッとホルモン治療をやめられたわけではありません。
悪さをしているという陽性反応が出たリュープリン注射はすぐにやめましたが、タモキシフェンは飲み続けていました。(やはり再発転移の可能性を少しでも減らしたいという気持ちを抑えることは難しかったのでしょう)
その後肺炎が再発して苦しい思いをしたので、タモキシフェンも飲むのをやめましたが、命にかかわるような副作用でなければ、簡単にはやめられなかったと思います。
再発転移の可能性の大きさと、予防薬の効果の大きさと、副作用のひどさを天秤にかけて、もっとも暮らしやすい状況を作り出すのが大切だと思います。
これからの日々が気持ち良く生きられるように、素敵な選択ができるといいですね。
長坂さん、こんばんは!!
検査の結果はいかがでしたか??
ホルモン治療をやめること…本当に重要な決断ですよね。
私はホルモン治療を始めた途端、ホットフラッシュが起こって大変な思いをしました。
勿論、あきるーさんのような『命に係わる』ような副作用ではありませんが…。
ただ、ホルモン治療を止める!!という、選択肢があるとは思っていませんでした。
乳がん→手術→放射線治療→ホルモン治療…と、やることが当たり前だと…。
知り合った同病の方で、最初からホルモン治療をやらなかったという方がおられました。
この病気になって、やるかやらないかを自分自身で選ばなければいけない事が多くありました。
やらなくてもいいけど、再発するかもしれないから…。と、いうような。
長坂さんにとって一番良い選択がでいますように!!
今日京都は台風の影響か蒸し暑〜い一日でした(-_-;)
あきるーさん、本当に会いたかったです!!
京都の暑さは、他より暑いですか?? 私は京都しか知らないもので…(^^;)
長坂さん、私も汗だ〜らだらなのに、ぜんぜ〜ん痩せていません(-_-;)v
こんにちは、はじめてコメントさせていただきます。
わたしは術後からフェマーラを飲んでいます。抗がん剤の副作用、手足の指のしびれも少し残っているうえに関節痛が加わって始めは辛いと思ったこともありましたが、今では痛みにも慣れてしまった感じです。来週で5年になり今後どうするか決めることになっています。
ホルモン治療をさらに続ける選択もあるのですが精神的な安心感、副作用等いろいろ考えるとスパッと答えがでてきません。
自分で決めることってむずかしいですね、でも頼れるのは薬じゃなくて自分かなぁっておもいます。(*^_^*)
●あきるーさ~~ん
こんにちは!長坂です。
毎日暑いですね。
>検査結果はいかがでしたか?
ブログの更新が遅くなりました。
おかげさまで結果はOKでした。
>10年前には、ホルモン治療は5年間と言われていました。いつの間にか+5年になっていたのを知って驚きました。
新しいエビデンスがあるらしく、
もうしばらくホルモン治療を続けてみることにしたのですが、
ここ数年の進歩・変化も著しく、ちょっと勉強を怠っていたので、おいてけぼりくらいました。
あきるーさんが書いてくださったこと、ほんと、そのとおりなのです。
>とはいえ、初めからスパッとホルモン治療をやめられたわけではありません。
(中略)
>再発転移の可能性の大きさと、予防薬の効果の大きさと、副作用のひどさを天秤にかけて、もっとも暮らしやすい状況を作り出すのが大切だと思います。
>これからの日々が気持ち良く生きられるように、素敵な選択ができるといいですね。
ありがとうございます!
最新のホルモン治療に関するエビデンス・情報と、
いまの私の健康問題(肝機能・糖尿)のレベルを
天秤にかけた結果、もうしばらくは続けてみたほうが自分が後悔しなさそうと判断しました。
ホルモン治療、むずかしい~~!
★なおちゃん
こんにちは!!まいど!長坂です。
>検査の結果はいかがでしたか??
>ホルモン治療をやめること…本当に重要な決断ですよね。
結果はOKでした。
ありがとうございました!
>ただ、ホルモン治療を止める!!という、選択肢があるとは思っていませんでした。
私は、ホルモン治療の最初のときに、
注射で生理を止めるやつを拒否してやってなくて、
抗エストロゲン薬を飲むだけにしたの。
>長坂さんにとって一番良い選択がでいますように!!
今日の日記に書いたとおり、ホルモン治療はもうしばらく続けてみることにしました。
やめる気マンマンだったんですが、主治医と腹をわって話すことができて納得したうえでの判断です。
なんで、そういう判断をしたかの詳細は、今後すこしずつ書いていきます。
いつも、ありがとう!!
◆あゆさん
こんにちは!はじめまして!長坂です。
コメント、ありがとうございます。(*^_^*)
>わたしは術後からフェマーラを飲んでいます。
>抗がん剤の副作用、手足の指のしびれも少し残っているうえに関節痛が加わって始めは辛いと思ったこともありましたが、今では痛みにも慣れてしまった感じです。
>来週で5年になり今後どうするか決めることになっています。
フェマーラ、同じですね。
ホルモン治療の最初からフェマーラなんでしょうか?
だとすると、ホルモン治療そのものが5年経過ってことですかね?
私は最初の5年間は、抗エストロゲン薬のフェアストンを服用してて、
6年目からフェマーラに変わり、2年が経とうとしているところです。
フェマーラの服用をあと3年続け、
ホルモン治療を計10年やることを勧められています。
今回、主治医にやめることを相談したのですが、
結果はもうしばらく続けることにしました。
その理由は、長くなるので次の日記に書こうと思っていますが、
再発転移のリスクと、ホルモン治療薬の効果の大きさと、今の自分の健康レベルをくらべた結果です。
>ホルモン治療をさらに続ける選択もあるのですが精神的な安心感、副作用等いろいろ考えるとスパッと答えがでてきません。
>自分で決めることってむずかしいですね、でも頼れるのは薬じゃなくて自分かなぁっておもいます。(*^_^*)
ほんと。ほんとに難しいです。
期間が長いし、静かな治療なので、余計に難しいですね。